3月21日(木)
7時半起床。快晴。北西の冷たい風。気温氷点下5度。体重72.8キロ。
暑さ寒さも彼岸までというが今日の寒さは厳しかった。八ヶ岳おろしが冷たく、大気は透明に澄み渡っていたので、9時K子をイチゴファームへ送っていくと、山々が冬の冷たく美しい姿を見せていた。
4月の文学講座第51回は『星の王子さま』がよいのではないかと思っていると、昨日参加者に伝えた。当然本を所有しているはずなのだがどこに蔵ってあるかわからない。K子を送った足で近くの金田一春彦記念図書館へ借りにいくことにした。しかし開館は10時だったので、ドラッグストアで買い物をしてから、長坂駅前の図書館へ。
開館まで10分ほど待たされたが、司書の女性がいつも文学講座のチラシをお願いするぼくのことを覚えていてくれて親切に対応してくれた。最近いろいろな場所で親切にされるが、急に世の中が親切になったとは思えないから、ぼくが動作のもたつく老人になったからだろう。ありがたいような悲しいような。
帰宅後借りてきた岩波版の『星の王子さま』を書見台に置き、さてどのように教材にするか研究する。
昼食後は炬燵にあたりながら国枝史郎「天守閣の音」を読む。名古屋城が舞台の変な小説。読むのは2度目である。
4時K子を迎えに行く。風は相変わらず冷たかったが、陽が輝っていればビニールハウス内は暖かいのだという。
夕食後スペインのドラマ『レッド・クイーン』のエピソード4、5を観る。ゲイの刑事の母親が作るスペイン風オムレツが美味しそう。
見終わった後、クリームチーズと塩みかんを作る。