パブロフの犬は名探偵になるか?(Mar. 1, 2024) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

3月1日(金)

 8時起床。やや曇り。北西の風。気温2度。体重73キロ。

 昨日の雨はやはり夜半雪になったようだ。しかし、積もった雪は凍結していなかった。春の雪だ。9時K子をイチゴファームまで送ったが、道路の雪はきたないシャーベット状になり、車は水飛沫をあげて走っていた。森の木々は綿のように雪を枝につけていたが、至る所で落ちる雪が朝日に輝くのが見られた。青空が広がり、風景は目が覚めるほど明るい。

 

 

 昼まで読書。他の作家のものを読みたいと思いながらついつい小酒井不木を読んでしまう。少年雑誌に連載された少年探偵物を読んだ。対象は小学生から中学生と不木は書いてあるがなかなかどうして本格的である。不木は、読むだけではダメで考えなければならないというが、その点では探偵小説が一番なのだ。

 少年探偵物ではないが「新案探偵法」には笑った。パブロフの条件反射をヒントに犬を使って真犯人を見つけようというのだが、オチに吹き出した。

 午後1時過ぎ八ヶ岳文化村へ本の整理に行く。メルカリに出品する本を探すのも目的の一つだ。本の整理、片付けはほとんど捗らない。メルカリに出品する本を探すが、どの本も売るのが惜しくなる。まだ古本屋への道は遠い。

 

 

 4時イチゴファームへK子を迎えに行く。道路は日陰の部分以外は乾いていた。車を停めると、ビニールハウスの中で甲斐犬が吠える。また天気が崩れるのか南アルプスは雲に包まれている。富士山は霞んで見える。

 

 

 帰宅後、今日の仕事では泥だらけになったとK子は風呂に入る。ぼくは小酒井不木を読むが、午後5時ぐらいになると決まって猛烈な睡魔に襲われる。K子は仮眠をとる。

 夕食後『ランサム〜交渉人〜』エピソード6、7を観る。1話完結なので、深刻な事件でも予定調和的に解決するが、脚本は非常に巧に練られている。