人が亡くなると世界は静かになることがある。(Feb. 29, 2024) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

2月29日(木)

 9時半起床。快晴。気温3.5度。体重72.7キロ。

 8時半K子に起こされた。イチゴファームへ送ることになっていたのだ。しかし、疲労が激しく、無理すれば起きられたが、自分で運転して行き、昼に帰ってくるとK子が言ってくれたのでまた眠る。

 わが家から八王子総合ホールまでの距離約140キロ。体調がいまひとつ悪い状態で1人で運転して往復。弔辞を読むという慣れないことをしたので神経も使った。緊張と弛緩。帰宅するとどっと疲れを覚えた。にもかかわらず、就寝前に1日の出来事を思い出しつつブログを書いたのでさらに疲れた。起きられないのが普通だ。今朝の体重が増えていたのも仕方がない。

 静かな午前だ。いつになく静かである。K子がアルバイトで留守だからではないだろう。餌をねだって鳴いていたモカが外に遊びに行ったからではないだろう。人が1人亡くなり、通夜から帰った翌日の静かさだ。午前は静かに終わった。

 昼にK子が帰ってきた。ぼくが車が必要なことがあるかも知れないので乗って帰ってきたのだ。彼女は1時から仕事なので送る。天気が崩れ始めた。

 帰宅して昼食を食べる。午後になっても静かな時間が続く。3時ごろになってようやく読書欲が出てきた。Blue Giant Explorerという漫画を読み、小酒井不木の短編を一つ読み終えるとK子を迎えに行く時間になった。天気はさらに崩れ雨模様になった。

 

 

 迎えにいく途中、うつむき加減で歩く女性とすれ違う。数ヶ月前に亡くなったYさんの奥さんだ。灰色の風景の中を一人寂しげに歩いていた。K子を乗せて帰るときについに雨になる。夜には雪になるのだろうか。風邪気味のK子は夕食の時間まで眠る。

 

 

 夕食後『ランサム〜交渉人〜』エピソード5を見る。

 八ヶ岳南麓の情報発信をしているFacebookのグループに八ヶ岳文化村文学講座第49回の情報を掲載したら、岩波書店編集部がいいねしてくれた。『君たちはどう生きるか』の宣伝になったのかな。