階段から落ちるのは御免だ。(Jan. 21, 2024) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

1月21日(日)

 9時起床。雨。気温3度。体重72.2キロ。

 昨日訃報が届いたHさんの最後のAbemaブログを読む。痛い、痛いとあり、2階から階段をすべり落ちるように降り、倒れて起き上がれず、奥さんの名前を呼んだが応えがなく、娘さんだろうか、携帯で読んだようだ。亡くなったのはその日のようだから、いつどのようにブログを書いたのだろう。小康状態の時があったにちがいないが、それが遺書になってしまった。

 ぼくも2階の部屋で寝ており、階段の登り降りは常に細心の注意を払っているのは、体のバランス感覚が狂っており、いつか階段から転げ落ちるのではないかと恐れているからだ。だいぶ前だが谷啓が家の階段から落ちて亡くなったというニュースを聞いてからはとくに注意するようになった。大好きな英国のフォークシンガー、サンディ・デニーも階段から落ちて死んだという。こちらの場合は酒かドラックか、それとも両方か。

 メルカリで本が3冊売れたので梱包する。少し厳重すぎると思えるほど厳重に包むのは購入してくれた人への感謝の気持ちからだ。梱包に慣れ、Amazonなど宅配で届いたダンボール箱や封筒などを再利用して上手に梱包できるようになった。指先が痺れているわりには上手いのではないか。

 

 

 午後1時セルクルへ。K子制作のフェルト作品チペットが売れて買い手のMさんとセルクルで待ち合わせである。Mさんはすでにひとつ購入しており、友だちのプレゼントしようとK子に注文したようだ。ちょうど客足が途絶えたときでもあったので店主夫妻、Mさん夫妻、そしてわれわれ夫婦で世間話に花咲かせる。地域の情報交換の場だ。全粒粉入りの食パンを一本買う。

 店を出ると明るくなっていた。澄んだ青空が広がっている。雪で白くなっている南アルプスの山々は雲に包まれている。

 

 

 コンビニでメルカリで売れた本を発送。ドラッグストアで日用品などを買う。帰途、気温が上がり、しかし朝の雨も上がって爽やかなので散策することにした。富士山がきれいだった。

 

 

 帰宅後『君たちがどう活きるか』を読む。「哲学」があるのがよい。哲学は驚きから始まり、次いで疑いがくる。疑い、安易な解決に安住せず、追求を続ける。それがこの本にはある。夕食前には久生十蘭『顎十郎捕物帳』も1話読む。

 夕食後映画『ヨーロッパ』を見るが、半分見たところで孫からテレビ電話。先に息子が孫が補助輪なしで自転車に乗るのを撮影して送ってくれたのだが、孫もその自転車に乗れたことが嬉しかったのだろう。