12月23日(土) 8時10分起床。快晴。気温氷点下3度。体重71.6キロ。
今日も寒い１日だった。病み上がりということもあるがＫ子は外に出る気がしないと終日家から出なかった。
リハビリの自主訓練後、来月の文学講座のチラシを作成する。ホーマットはできているので簡単にできると思ったが、フォントの大きさや色、配置などの微調整に時間がかかる。そして出来上がったのを試しにプリントして見せると、Ｋ子にはセンスがないといわれる。まあ、何とでもいうがいいさ。ぼくはいわゆるセンスのあるポスターに反感を覚える人間だ。心がこもっていないように見えてしまうのだ。人を騙すことしか考えていないように見えてしまう。もっともそんなことをいったら文化など無意味だというに等しくなってしまうのだが……。
チラシは100部印刷する。市内８館の図書館用である。インク大容量のプリンターに替えたのでまったくインクの残量を気にしないですむのが嬉しい。しかし印刷速度は遅い。
昼食後、チラシを長坂駅前の図書館へ届ける。ここに届ければ他の７館へも送ってくれるのである。次いで駅前のビタミン市場へ。１週間前に買った山芋を食べようと切ったら中心部分が茶色く腐っていたので交換してもらおうと思ったのだ。しかし、１週間前の買い物なのでレシートはない。パートの女性を困らせてしまった。女性曰く、以前からよく買いに来てもらっているし、ここで買ったのだと思いますが、レシートとバーコードがなければ確認できないのです、申し訳ありません、と。パートは何人かいて、そのうちの一人であるその女性のことは10年以上前から知っているので、たかが山芋のことで彼女を困らせたくなどなかったが、ビタミン市場は地元の農家の野菜などを売っている小さな店だから、レシートがないのでは冷たくダメですではなく、人情味のある対応を期待していた。だから女性には気の毒だが食い下がり、とにかく、結果はどうなれ、（どの農家の山芋だったか）わかったら知らせてくださいと名前と住所を教えて店を出た。夕方女性から電話があり交換に応じてもらえることになった。
次いでファミリーマートへ。SONYの60分カセットテープがメルカリで売れたので発送するためである。しかし、店の前で発送方法をチェックしたら郵便局からの方が200円ほど安く送れそうだとわかった。ただし、専用ボックスに入るかどうか、厚みが微妙である。とりあえず、郵送料は安ければ安いほどよいので郵便局へ行ってみることにした。郵便局の窓口には数人が並んでいる。ダンボール箱を抱えている人もいてだいぶ長く待たされる。結果、やはり厚みがオーバーしており、ファミリーマートから発送することにした。
綿半へ灯油や甘味料を買いに行く。駐車場の隅の小屋で灯油を売っている人も寒そうだ。寒冷地に住むというのは辛く侘しいものだ。陽の陰った寒々とした駐車場にいるとちょっと惨めな気持ちになる。早く暖かい家に帰ろう。家がぬくぬくしていると寒冷地も極楽になる。
