６月30日金曜日。7時半起床。雨。ウッドデッキの屋根を打つ雨音を聞いていると、いかにも梅雨らしい。
朝起きると唇が腫れていた。原因は不明である。右足の中指と薬指の間が痛痒い。これは入院したときに気がついたが、あまり気にしないでいるうちに、いつの間にかひどくなっていた。水虫にでもなったのだろうか。なんだか、体の不調が体のいろいろな部位に出てきたいようである。
トイレに行き、洗顔をして、パンツ1枚になって体重を測る。昨朝よりも400グラム増えている。昨日はいつもと違う時間帯に食事をしたり、ラーメンを食べたり、チョコレートをかじったり、当然増えていることが予想していたが、400グラムは少し増えすぎだ。
朝食後リハビリ自主訓練。肩の筋肉に疲れが見られる。昨日の運転が響いたのだろう。
太宰治『惜別』を読む。魯迅と日本人学生の交流を描いた長編小説。早朝苺摘みアルバイトから帰ったＫ子は昼食後昼寝。ぼくは読書を続けるが今日のような湿気が多くて涼しい日は眠くなる。同じページを何回もくり返して読むことになる。
Ｋ子は４時からのアルバイトに出かける。ぼくは『惜別』を中断し、橋本五郎「地図にない街」を読む。初めて読む作家だが、いつかどこかで読んだことがあるような気にさせるところがよい。
８時45分Ｋ子帰宅。iPhoneがないと探している。車の中かと見に行くがない。アルバイト先のちゅうしゃすぺーすに落としたかもしれないというので降り止まぬ雨の中探しに行く。やはりそうだった。車に轢き潰されなくてよかった。