ゴジュウカラ、エナガ、リス(Nov. 22, 2022) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

 今朝起きて居間の窓からウッドデッキに吊るしてある餌台を見ると、薄青い流線型の鳥がヒマワリの種を咥えて飛び立った。ゴジュウカラだ。もうだいぶ前、閉店したカフェオトノで美味しいコーヒーを飲みながら見て以来だ。わが家の餌台にも来てくれないかと願っていたが一向に訪れては来なかった。あるいは来ていたのに見逃していたのだろうか。嬉しい。念願が叶った。

 

 

 ゴジュウカラばかりではない。木々の間を飛び交っているシジュウカラの群を見ていると、何かシジュウカラとは動きがちがう小鳥がいた。やはりそうだった。エナガだった。日本の野鳥の中でもっともキュートなエナガも久しぶりに見られた。写真も何とか撮れた。

 

 

 ゴジュウカラも撮れた。エナガも撮れた。ならば今日こそリスも写せるのではないか。いた! 檜の太い幹に逆さまになってはりついている。野鳥の中ではゴジュウカラだけが、木の幹を頭を下にして下ることができるのだというが、1時間前にゴジュウカラが逆さまになっていた場所でリスが頭を下に向けている。慌ててカメラを手にするが、そのときにはもうリスの姿は消えていた。しかし、少し離れたところの木の枝が動く。リスのシルエットが見えたので連写した。また葉の影に隠れて見えなくなる。次に姿を見せた時には檜の幹を駆け上がっていた。また連写。嬉しい。何とか撮れていた。

 

 

 12時45分長坂駅へ。駅前の図書館へ文学講座のチラシを託し、13時15分の甲府行きに乗る。車中では坂口安吾を読む。今日は脚の調子がよろしくない。左脚が重く、駅から職場までのろのろ歩く。職場内のATMで入金しようとしたらキャッシュカードが割れていた。財布をズボンの後ろポケットに入れているのだが、椅子にどしんと座り、尻に敷いているのが悪いのだろう。お札で膨らんでいるならばよいが、カードなどで分厚く膨らんだ財布に体重を乗せていたのがまずかった。アメリカ人のMさんが大きな吊るし柿を5個持ってきてくれた。今年は豊作で500個以上収穫があったという。よほど処分に困っているようだ。Uさんにも来週持ってきてあげますと言っていた。仕事は短時間で終了。帰りの電車でも坂口安吾。卵などを買って帰る。帰宅後も坂口安吾を読む。歯に絹着せぬ永井荷風批判が小気味よい。8時20分公文へK子を迎えに行く。K子がオートミールで夕食をすませてから北欧ミステリー『ブラック・レイクを観る。いよいよ佳境に突入だ。