朝8時、ツユクサ色よりも明るい青、忘れな草色の空が広がっている。雲が薄く広がっている。気温は22度。風はないが涼しい。
9時半K子が早朝イチゴ摘みアルバイトから帰る。今日は仕事が15分延びたという。形の悪いもの、小さいもの、売り物にならないイチゴを2パックもらってくる。2、3日冷蔵庫で保存しておけば甘くなるという。甘くなったら冷凍してスムージーにしよう。
折れてしまった百合を水につけておいたら見事に開花した。生命力がある。
午前中はウッドデッキが涼しいので読書。Gilbert White, The Natural History of SelborneのLetter V、続いて堀田善衛「曇り日」を読む。「曇り日」の諧謔精神に溢れた饒舌体はいい。戦後の日本を描くもっともまともな文体だ。
午後はメダカの針子の水鉢の水換えと掃除。
来月の文学講座第35回のチラシ作成。来月は8月ということで戦争小説を読む。
西野辰吉「C町でのノート」を読む。朝鮮戦争当時、横田(と名前は出てこないが)米軍基地で、実際には基地外で起きた事件のルポルタージュである。米軍に雇われた日本人警備員が日本人青年を射殺した事件から現代も変わらぬ理不尽な日米の構図があぶり出される。
夕食を食べながら『刑事ヴァランダー』を観る。