トリエステの坂道を歩く機会はもうない。(Dec. 22, 2021) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

 9時、快晴、気温4度。

 

 11月に市の健康増進課の健康診断を受けた。その結果は、問題がなければ郵送されるが、われわれ2人は健康診断が行われた会場へ行き、健康指導を受けた上で渡されるという。ということで出かけた。ぼくの検査結果は10週間ごとに診察を受けにいくクリニックで毎回言われているので、現在のところ問題は出尽くしているので、とくに新たな問題があるとも思えず、とくに不安はなかった。しかしK子は多少不安だったようであったが、結果はだいたい予想通りで血糖値が高かったようだ。

 わが家はぼくの健康のこともあり、しばらく前から食事の改善を行ってきたのだが、相談員たちがもち麦をやけに勧めるので(山梨の企業がバックにいるのだろう)、2人で話を聞くことにした。わが家ではすでにだいぶ前から白米にもち麦を混ぜたご飯を食べているので、とくに目新しい話もなかったのだが、もち麦の効果として、次の食事のときにも血糖値を抑えるなどの効果があるというので、これは今まで知らなかった情報だったが、朝食にトーストを食べるのは控えて、朝と昼はもち麦ご飯にしたほうが良いことがわかった。好きなものを控えてストレスがたまるのはイヤなので程々にしつつ、楽しみながら食事を改善しよう。

 韮崎で買物の帰途、南アルプス食堂でチャーシューメンを食べた。しかし罪悪感はない。毎日毎日食べるわけではないのだから、ときには食べたいものを食べてもよいだろう。

 アナトール・フランスの短編を読む。それから来月の文学講座の教材にしようと須賀敦子『トリエステの坂道』を読み始めた。トリエステはジェイムズ・ジョイスがある時期住んでいた町だ。いつか1度訪ねたいと思っていたが、機会を失ってしまった。モンテーニュもイタリアへの旅の途上立ち寄ったはずだ。