冬から春へ、そしてまた冬(Jan. 30, 2021) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

 朝は風が冷たかったが次第に弱まり、日差しが強かったのでいい陽気になった。

 息子が八王子から孫を連れて車で来るというので、ノーマルタイヤでは危険なところもあるし、三歳半の幼児のケアをする者なしでは何かあっては大変なので、電車で来ることを勧めた。

 孫を連れてきたら、すぐに上り電車に乗って吉祥寺に用事で行き、夜またもどってくるというので、ならば中間地点の甲斐大和駅まで迎えに行くので、そこで孫を預かるから引き返せばよいだろうと提案した。わが家から甲斐大和駅まで中央高速を利用して約1時間である。

 中央高速勝沼インターで下りて、甲斐大和駅に向かう途中、甲州稼働沿いに大善寺という古刹がある。一度参拝したいと思いながら果たせていない。そこの紅梅が咲き始めていた。もう1月も終わり明後日からは2月だ。もう梅が咲いてもおかしくない。

 息子はすぐに引き返す必要はない、それよりも昼食を食べたいという。時刻は午後1時われわれも空腹だ。駅近辺には食堂がないし、甲州街道を甲府方面に走りながら食べられる場所を探すことにした。しかし、なかなか適当な場所がなく、石和まで来てしまった。結局イタリア料理のチェーン店で食べることにした。

 食後、最寄り駅の時刻表を調べさせたら、石和駅発のちょうどよい上り電車があった。しかし、後2分あれば間に合ったのに乗り遅れてしまった。次の電車まで駅で待っているのも退屈だろう。ならばと、待ち時間の間に塩山駅まで送ることにする。多少電車賃も安くなるはずだ。

 以前、車やオートバイでよく走った道だが、そのときとは違う方向から出発したのでナビがなければ迷子になっただろう。新たに道路も整備され、地元の人達には便利になったのだろうが、多少昔の土地勘のある者はかえって混乱するばかりである。しかし、ナビの助けで塩山発の電車が出る10分前に到着した。息子を下ろし、われわれは南麓へ帰るだけである。甲府盆地はぽかぽか陽気だ。

 長坂へ着くと風が冷たい。春からまた冬にもどってしまった。孫が冬用の靴がないというので買ってやる。靴はぼくの靴よりも高かった。もう来年は履けないだろうと考えるともったいないが、庭にはまだ雪が残っているので遊ばせたい。