冬晴れの朝。信州方面の山が白銀に輝いていた。雪は山だけで、昨日溶けた庭の雪は凍っていた。
午後買物に行く時に、眺望の良い場所に車を駐車して写真撮影した。富士山はようやく冬の白い富士になった。南アルプス連山と八ヶ岳は白砂糖をまぶしたようだ。茅ヶ岳も金峯山も瑞垣山も白く連なっている。
夜映画「存在のない子供たち」を観る。地獄の現実を描いた重く辛い映画だが、映画の素晴らしさが、主人公を演じた少年や赤ん坊の演技(赤ん坊が演技していた⁉︎)が現実を救っていた。映画で描かれた目を背けたくなる現実を直視する勇気を与えてくれたということである。