前回のつづき
琵琶湖畔の立待月
滋賀県・西の湖で偶然にもお月様にお目に掛かった途端、琵琶湖の彼方からお出ましになるお月様にもう一度お目に掛かりたくなってのう。
急きょ、琵琶湖の湖西地方へやって来たのじゃよ。
こちら側へ来れば、琵琶湖越しのお月さまに拝顔できるわい。
遠くには琵琶湖の中では沖島に続いて二番目に大きな竹生島が見える。
その手前の湖上に立っている棒状の垣根のようなものは、この湖特有の魞(えり)漁の仕掛けらしい。
やっぱり雪が降ったのじゃのう。もうちょいと早く来ればよかったわい。残念じゃ。
今夜はこの辺りでお月さまのお出ましを待つつもりじゃ。
日没じゃが、この方角は湖の反対側じゃ。絵(写真?)にはならぬわい。
琵琶湖には所々にこんな杭が立っている。
魞(えり)とは違うようじゃ。
魞はこれじゃからのう。
撮影 2019年7月
この杭は、昔々に舟を係留した場所の痕跡だと聞いたような気がする。
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ただし真偽のほどは定かではないからのう。鵜呑みにしないでくだされよ。
微風の中で揺れ動くさざ波模様。
おや?
焚火が見えるぞえ。
今流行りのソロキャンプというヤツかのう。
それにしてはテントが見当たらぬわい。
焚火の方に気を取られていたら、いつの間にかお月様のお出ましじゃ。
真っ赤なお月さまじゃ。まるでお天道さまのような色じゃが、間違いなくお月さまじゃぞえ。
今夜は満月の2日後の月じゃ。立待月というらしいのう。
先人たちはなかなか粋な名前を付けるものじゃ。
ムーンロードに浮かび上がる湖上の杭
焚火とお月様のコラボを撮ってみたいと思い、焚火の主に声をかけてみた。
「写真を撮らせてもらえないかのう?」
「いいですよ」
即座に快諾してくだされたわい。ありがたいのう。
しかもご自分は焚火と月の邪魔にならぬよう、わざわざ席を横へずらしてくだされたのじゃよ。感謝感激じゃ。
お陰でワシとしてはちょいと珍しい写真に仕上がったわい。
わしゃあいつもは人工物や人物は基本的に排除しているからのう。
しかしこういう場面にはなかなか出会えないわい。ありがたく撮らせていただいたぞえ。
焚火の撮影が一段落し、お礼を述べてからまたお月さまの撮影に戻って行った。
駐車場へ入って来た車のヘッドライトで、湖上の杭が一瞬、明るく浮かび上がった。
焚火も一段落したようじゃのう。消火中なのか白煙が出ているわい。
長く伸びるムーンロード。
お月さまが上昇するに従い、徐々に周りの色合いも赤から黄に変わて来た。
奥の木陰の赤色はキャンプ場の灯りじゃ。
お月さまも天空高くお昇りになったわい。
撮影させてくだされた焚火の主もいつの間にかお帰りになったようじゃ。わしゃもう一度お礼を言いたかったのじゃがのう。
万が一このブログをご覧くだされていたなら、ぜひコメントかメッセージで連絡をいただきたいものじゃわい。
それではワシもぼつぼつ寝に就くとするかのう。
🍺🍱💤💤💤
撮影 12月21日
つづく
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