前回のつづき
琵琶湖畔の朝
立待月を撮り終わり、そのまま車中泊した翌朝じゃ。
今朝の雲の具合はあまりよくないわい。
地平線付近は黒い雲で覆われているのう。
こんな時はドラマチックな日の出は見られないことが多い。
仕方がないわい。これも自然のなせる業じゃ。ワシじゃあどうすることもできないわい。
水平線近くの黒い雲がないと、雪が真紅に染まるのじゃがのう。
しかし湖面は朝焼け雲の紅と水の青が重なり合って、なかなかきれいじゃわい。
そろそろお天道様が黒雲から抜け出されるようじゃ。
やっとお出ましじゃ。
しかしちょいと遅いわい。遅いと色合いが悪いのじゃ。
直射日光を浴びて一気に輝き始めた湖畔。
はるか遠くに釣人が。
お天道様が天高くお昇りになると、真上からの光が湖上にラインを描く。
その上を飛ぶ水鳥一羽。
さあて、そろそろワシもご帰還の時間じゃ。
この次は何としても雪景色を撮って見たいものじゃ。
…と、その時は思ったのじゃが、
それから一週間も経たぬうちに琵琶湖周辺は大雪となって、高速道路も通行止めになってしまったわい。
いくら雪景色を撮りたいからといっても、通行止めは困るからのう。
まあ、大雪になる前に帰って来られてよかったということじゃろうのう。
それでは皆の衆、来年までご機嫌よろしゅう。
サラバじゃ、サラバじゃ![]()
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撮影 12月22日
おしまい
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