四季彩彩~思い出写真Ⅱ
無断転用禁止
また題材に困ってふたたび思い出写真の続編じゃ。
わしが今までに撮影を通して見て来た四季折々の風景の一部を羅列してみたのじゃがのう。
詰まらなければ適当に軽く流してくだされや。
例によって撮影地や日にちもバラバラじゃぞえ。
冷え込んだ高原の朝。
辺り一面は霧氷の花で埋め尽くされた。
一方、山の湖は全面結氷し、所々で面白い氷模様が見られるようになる。
光の加減で氷の一部がカラーになったわい。氷のパレットみたいじゃ。
道路際の落ち葉の上にモミジが重なり落ちて、そこに霜が降りた。
暖かい日が続くようになると、全面結氷していた池の氷が融けはじめる。
春も近いようじゃわい。
春真っ盛り。
沼の畔の桜も満開の花を背負って心なしか重そうじゃのう。
こちらはミツバツツジと山桜の競演じゃ。
早くも桜は終焉を迎えたようじゃ。
代わって今度は睡蓮のお出ましじゃわい。
森の中のツツジもお天道様の御威光で一段と色鮮やかじゃ。
晩春の宵。
芽生えた睡蓮の葉が街灯に照らされて輝いていた。
初夏。
雨上がりの森は辺り一面緑色に包まれた。
池の畔にカキツバタらしい花を見つけたわい。
森の中の湿地にはクリンソウがひそやかに、だが華やかに咲いている。
入道雲が湧く高原にハンゴンソウが咲き乱れる。夏本番じゃ。
秋の気配が忍び寄るころになると、広大な蕎麦畑ではバルーンが観光客を乗せて浮上する。
ダム湖の畔には彼岸花が目立つようになった。
彼岸花の向こうでは、自分の縄張りを主張するかのようにカワウが辺りを睥睨してござる。
今や秋真っ盛り。湖面のリフレクションも秋色じゃ。
道路沿いの滝も紅葉に包まれている。
秋も終盤じゃ。
高原では早くもコナラが葉を落とし始めたわい。
渓流も落葉で彩られてきた。秋も終わりじゃ。
すっかり葉を落とした樹の彼方に陽が沈む。
また冬が巡って来るのう。
おしまい
無断転用禁止




















