89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~ -31ページ目

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

宵闇の水晶浜

 

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 日本海に沈む夕日を撮るために長時間かけて福井県・水晶浜までやって来たというのに、これからクライマックスという頃になって、お天道様は黒雲に遮られてしまったのじゃ(前回)。

 

 

 黒雲からわずかに覗くお天道様。

 

 

 

 

 

悔しいのう。

 

 

 

 

 

 とうとうお天道様は大海原の彼方へお隠れじゃ。

 

 

 

 

 

 灯台に明かりが灯った。

 

 

 

 

 

 こちらは漁火のようじゃのう。

 

 

 

 

 

 原子力発電所へ渡る桟橋にも灯りが灯った。

 

 浜辺を照らす光は隣に停まった車のライト。

 

 

 

 

 

 

 海が荒れているせいか今日は原発のリフレクションが見られぬわい。

 

 以前に来た時はなかなか綺麗なリフレクションだったのじゃよ。

 

 原発も眺めているだけならなかなかきれいじゃがのう。

 

 

 

 

 

 宵闇が進むにつれて漁火が目立つようになった。

 

 

 

 

 

 近くの街灯のおこぼれで岩礁もほんのり明るい。

 

 実際はもうちょいと明るいのじゃが、あまり明るくては不自然じゃから露出をセーブしてやったわい。

 

 

 

 

 

 この灯台―。

 

 少々見にくい画面じゃが、画面左下をよ~く見ると灯台のライトの先にちっこい光のポイントが見えるのう。

 

 これはワシの想像じゃが、この光の正体は海面からわずかに顔を出している岩礁ではないかと。

 

 夜間に通り掛かる船がこの岩礁に衝突せぬように、灯台から光を放って明るく照らしているのではないかのう。

 

 以前に石川県・能登島へ行ったときにも同じような役目の灯台があったことを思い出したのじゃよ。

 

 しかしこれはあくまでもワシの無責任な想像じゃから間違っていたらお許しのほどを。

 

 

 

 

 

 暗くなるにつれて桟橋の灯りもますます輝いてきた。

 

 

 

 

 

 今夜の撮影はこれでおしまいにしようわい。

 

 

 さて、これで夕景は撮り終わったのじゃからこのまま帰ってもよいのじゃよ。

 

 車中泊しても日本海では日の出は見られぬからのう。

 

 しかし夜間運転は出来るだけ避けたいのじゃ。

 

 となればこのまま車中泊して明朝ゆっくり帰った方が安全じゃわい。

 

 というわけでこの日は寄せては返す波の音を子守唄に💤💤💤

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてその翌日―。

 

 

 昨日とは打って変わって、今朝は波静かな大海原が広がっていた。

 

 こんなシチュエーションを目の当たりにすれば、マニアとしては知らぬ間にまたカメラを構えてしまうわのう。

 

 

 

 

 

 昨日はかなり荒れていたのに今朝は静かなものじゃ。

 

 

 

 

 

それにしてもこのゴミ、何とかならぬものかのう。

 

 

 

 

 

 渚では釣人がのんびり。

 

 

 

 

 

知らぬ間にあんなところに若者がよじ登っている。

 

 

 

 

 

 渚にはもう一人の若者も。

 

 

 

 

 

 2人目も登り出したわい。

 

 

 

 

 何の苦もなく登って行けるのはウラヤマシイが、昨日の若者と言い今日と言い、どうして高所に登りたがるのかのう。

 

 

 

 

 

 「なぜ山に登るのか、そこに山があるからだ」

 

と宣ったのは登山家のジョージ・マロリーじゃが、この若者たちも「そこに岩があるからだ」なのかのう。

 

 

 

 

 

 

 

本音を言えばワシも登ってみたいのじゃよ!

 

あそこに登って、浜辺とは違うアングルから撮ってみたい!

 

 

しかし……

 

 

腰痛持ちの超老人では何ともならぬ夢のまた夢じゃったわい。

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

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