開田高原冬景色 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

開田高原冬景色

 

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 2月中旬。長野県・開田高原で車中泊をした翌未明じゃ―。

 

 ここはワシの好きな雪国ではあるのじゃが、周囲は高い山や森に囲まれているため日の出時刻は遅く、朝夕のドラマチックな光景は期待できぬのじゃよ。

 

 ……かといって何も撮らずに尻尾を巻いて帰るわけにはまいらぬからのう。

 

 今日もエモノを求めてウロチョロしてみるとしようわい。

 

 

 

 

 アラームに起こされて車窓から暁暗の空を眺めると、お月様が西空の彼方へお隠れになるところじゃった。

 

 先ずはお月さまに敬意を表して最初の一枚をパチリ。

 

 

 

 

 

東の空がほんのりと色づき始めた。

 

 

 

 

 

 昨日は曇りで見ることのできなかった御嶽山も今日はお顔を覗かせて、ちょいとだけモルゲンロート。

 

 

 

 

 

 御嶽山の手前には今では珍しくなった稲架掛け。

 

 ここへ何度お邪魔しても稲が掛かっているところなど見たことがない。

 

 きっと観光用に設置されているのじゃのう。

 

 

 

 

 

 

遠く雪原に鎮座するのは、昨日も見掛けた片目の雪ダルマ。

 

 

 

 

 

 モタモタしているうちにモルゲンロートの御嶽山を撮り損ねてしまったわい。

 

 そろそろほかの場所へ移動してみるか。

 

 

 

 

 

 移動途中にバス停の屋根に垂れさがっているつららを見かけたわい。

 

 

 

 

 

 昔はワシの近辺でもツララなど珍しくなかったが、近年はとんと見かけなくなったのう。

 

 

 

 

 

 田園地帯へやって来た。

 

 今日はこの辺りで日の出を待つとするか。

 

 

 

 

 

前に聳える山が高くて、大した日の出にはならぬじゃろうけどのう。

 

しかし指をくわえているだけというわけにもまいらぬじゃろうて。

 

 

 

 

 

 

 しばらくすると遠くの山に陽が射してきた。

 

 

 

 

 

 雪原はまだ薄暗い。

 

 

 

 

 

右上の山からお出ましじゃ。

 

 

 

 

 

 

途端に雪片が輝く。

 

 

 

 

 

 

 こんな凸凹もシュカブラの一種じゃろうかのう。

 

 

 

 

 

 

 

 朝の光が長い影を描く。

 

 

 

 

 

 直径2~3センチぐらいの雪玉が無数に散らばっている光景を見かけたわい。

 

 

 

 

 

 これは一体どういう現象じゃ?

 

 わしにはさっぱり分からぬからAIに調べてもらったわい。

 

 AIによると、風により雪が転がって作られた「雪まくり」とか「雪俵」と呼ばれる珍しい現象だという。

 

 ただしAIも時には信ぴょう性に欠けることあるからのう。鵜呑みにしないでくだされや。

 

 

 

 

 

 こじんまりした集落を通りかかった。

 

 どこもかしこも屋根にはツララのオンパレードじゃ。

 

 

 

 

 

 朝光に輝くツララ。

 

 

 

 

 

部落の中はまだ静かなものじゃ。

 

人影などまるで見掛けぬわい。

 

 

 

 

 

 

さて只今の時刻は午前7時47分。気温は-8℃を示している。

 

目覚めたころならもうちょいと低いはずじゃが、その時の証拠写真を撮り忘れてしまったわい。

 

 

この後は部落を通り抜けて、もうちょいとこの先を彷徨ってみようと思ってのう。

 

   

    ヨタヨタ

つづく

 

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