高齢者集団の池
無断転用禁止
いよいよ今年も終わりじゃのう。
今年の総仕上げに一大傑作を撮ってやろうと、いろいろ策を練ってみたのじゃが、これと言うエモノが何も思い浮ばぬのじゃよ。
そうこうしている間にいつの間にか年の瀬が迫って来てしまってのう。
もう今年はあきらめるか。
とも思ったのじゃが、皆の衆へ今年一年のご挨拶を申し上げぬままに終わってしまっては格好がつかぬからのう。
どうしても最後のシメをしたくて、とうとう何の策も思い浮ばぬままにカメラを持って飛び出してしまったのじゃわい。
行先は迷った挙句、今までにも時々ブログに登場した近所の睡蓮の咲く池にしたのじゃ。
枯ハスはもう撮り飽きたから、今度は枯れスイレンでも撮ってみようと思ってのう。
結局は予想通り、何の変哲もない写真ばかりになってしまったが、撮影者も老いぼれ老人なら被写体も老いぼれた葉っぱじゃ。
ちょうどつり合いが取れて、今年の掉尾を飾るにふさわしいのかもしれぬわい(?)
ここは以前にニホンカモシカに遭遇した池じゃぞえ。
今年の春先にはあんなに初々しかった睡蓮も今や高齢となり、老い果てた身を寄せ合うようにして静かに浮かんでいるわい。
しかし枯蓮に比べるとこちらの方が何となく若々しい装いじゃ。
形もしっかりしているし、色合いも若い時の初々しさはないとはいうものの、歳相応の貫録?が備わっているようにも思えるわい。
ちょいと粋なじいさんのようにも見える。
「ぽっかり浮かんだ白い雲」。
と、何気なく書いたのじゃが 、どこかで聞いたような文言?……と思って調べたらやっぱりあったわい。
美空ひばりさんの「花笠道中」。
昭和33年(1958年)のヒット曲だという。
昭和33年はワシが22歳。
……ひばりさんが21歳の時か……。
むふふふ。
若かったのう。
枯蓮も捨てがたいが、枯れ睡蓮はなかなかおしゃれな老人たちじゃわい。
これはご夫婦かのう。
いつまで一緒に居られることやら。
枯れ尾花が影を落とす。
しばらくパチリパチリとシャッターを押してみたのじゃが、何枚撮っても同じような写真ばかり。
もの足りぬのう。
それではこの近くにあるもう一つの睡蓮の池へ行ってみるか。
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この時季はどこへ行っても同じことじゃというのに、相変わらず困ったカメじいじゃ。
それ見ろ。
どこもかしこも高齢睡蓮の集団ばかりではないかえ。
しかしこちらの高齢者たちはお天道様のお恵みを受けて、ちょいとだけ華やかな気がするわい。
光が当たって、前の池の葉っぱより元気そうに見えるのう。
池畔に赤い実のついた木があった。
木の名前をAIで検索して見たが、検索するたびに異なった名称が出てくる。
ボケた赤い実。
ワシの頭の中もこんな具合じゃ。
くだらん画像ばかりじゃったのう。
今年の締めくくりにこんな面白くもない画像で不本意なことじゃ。
それはともかくとしてこの一年間、こんな老いぼれにお付き合いくだされ、優しいお言葉も投げかけて下された皆の衆に感謝を申し上げまするよ。
ワシとしてもこのブログの更新がいつまで続くか心許ない限りじゃが、カメラを持って出かけられる限りは必ず更新して行くつもりじゃからどうかお見捨てにならぬよう、これからもお付き合いくだされや。
それでは来年までご機嫌よろしゅうのう。
またの目もじを楽しみに。
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