前回のつづき
高原夏模様1日目PartⅠ
無断転用禁止
思いも掛けず出会った田んぼのハスの撮影(前回)が終わった後は、車窓からの涼風を受けながら身も心も爽やかに今回の目的地でもある高原へやって来た。
気温を見ると午後3時過ぎで23℃。
平地では軽く30℃は超えているころじゃろうのう。
こりゃ気分も爽やかになるはずじゃわい。
最初にやって来たのはこの時季になるとハンゴンソウが咲く高原の一画じゃ。
次の写真は2013年に撮影した光景なのじゃがのう。
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それが現在ではこんな哀れな有様になっているのじゃ。
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こんな状況になったのは今年に限ったことではなく、もう10年ほども前から続いていることでのう。
以前はこの辺り一面は見渡す限り黄色の花で埋め尽くされていたというのに、なぜかある年から突然こんな有様になってしまったのじゃ。
毎年のように今年こそは元の景色を取り戻しているかも知れぬと期待してやって来るのじゃが、そのたびにこの惨状を目にしてはすごすごと引き下がるのが通例になってしまったわい。
こんな状況では今年もここはあきらめて、何か他のエモノを探すしか仕方がない。
この高原内には大小の池が4つばかりあるのじゃが、その中で一番大きな池へやって来た。
先程のハンゴンソウが元の輝きを取り戻していれば、今夜はあそこで泊まるつもりでいたのじゃが、あんな状況では写欲が上がらぬからのう。
そこで今回はこの池の傍で車中泊をしながら、何でもない池畔模様でも撮ってみようと思ったのじゃ。
この時季、池には大量の水草が繁茂している。
池の周りは多くの木々に囲まれているし、撮影にとっては邪魔な人工物も立ち並んでいるため、実像は避けて池面に映るリフレクションだけを写してみたわい。
この赤と黄色のリフレクションは…
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ボートに乗った少年の影。
わざわざこんな狭い所に住まなくてもよいのにのう。
池の周りには空き地がイヤというほどあるではないかえ。
池畔に住みついたキノコ。
こちらにも。
大口を開ける鯉。
夏休みで遊びに来ていた子供らが、そばの自動販売機から金百円也でエサを買い求めて鯉に与えていた。
もっとおくれ!
必死の形相(?)でエサをねだる鯉。
デカい口の方が貰いも大きい。
全国27府県で絶滅危惧種または準絶滅危惧種に指定されているというコウホネ。
ここのコウホネは葉っぱがあまり多くないのじゃ。
このほうがいかにも水生植物らしくてワシの好みじゃわい。
ただしこの水草はちょいと多すぎるがのう。
高齢化したアジサイか。
夕暮れが近づいてきて池面に陽光が煌めく。
貸しボートの営業終了の時間が近づいて来ても最後まで粘るボートの少年。
いい加減に切り上げぬとパパやママが待ちくたびれているぞえ。
つづく
無断転用禁止























