赤い葉っぱの赤ん坊 その1 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

赤い葉っぱの赤ん坊

その1

 

無断転用禁止

 

 

 前々回では芽吹いたばかりの赤色の睡蓮の葉っぱをUPしたのじゃが、その時は葉っぱの数が少なく、まだ開き切っていないものも多くてのう。

 

 それならもうちょいと経ってからまた行って見ようと思っていた矢先に、前回でも述べたように突然の耐え難い腰に襲われてしまったのじゃわい。

 

 しかしその痛みも奇跡的に治り、今までの運動不足で萎えた足腰をちょいとでも鍛えようと、撮影を兼ねてまたあの赤色の睡蓮の沼へ出かけたというわけじゃ。

 

 

 

 いつものように沼の近所のお宅の庭に車を停めさせてもらったときに、ふと足元を見ると水仙が顔を出し、傍らにはムスカリも咲いていた。

 

 

そういえばブロ友のaqa-marinさんのお宅にもムスカリが咲いていたのう。

 

 

 

 

 

 ツツジの茂み中からはヒョッコリハン(古っ!)

 

 

 

 

 

数メートル先には梅も咲いていたわい。

 

この辺りにもやっと遅い春がやって来たようじゃ。

 

 

この分では沼にも春の気配があるかもしれぬと、ちょいとワクワクしながら小道をよちよち歩いて行く。

 

 

 

ほほう。

腰の激痛で来られなかった間に、赤い葉っぱの赤ん坊が続々と生まれていたわい。

 

開ききっていなかった葉っぱも殆どが平らになっている。

 

 

 

 

 

しかも色が以前より鮮明になって、今が真っ盛りの赤い赤ん坊じゃ。

 

前々回からかなり日にちが空いてしまったために、もしやすると葉っぱは既に赤ん坊から緑色の大人になってしまったのではないかと心配したのじゃが、わしの腰痛のお陰でグッドタイミングの赤ん坊を見ることが出来たわい。

 

 

 

 

 

 周囲の緑色が映り込み、睡蓮の赤色とマッチしてちょいと華やかに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 春風がみなもを撫でて行き、開き始めの葉っぱがゆっくり揺れ動いた。

 

 

 

 

 

 風で波立つみなも。

 

 

 

 

 

 底に沈んだ枯れすすきの間から顔を出してきた葉っぱ。

 

 

 

 

 

池畔の人工物が影を宿す。

 

 

 

 

 

間もなく初夏になればこの沼も可憐な花で埋め尽くされるわい。

 

 

 

 

 

そうなればまた一段と華やかな沼になるじゃろうのう。

 

 

 

 

 

ここへはこれからも時々通うことになりそうじゃわい。

 

 

 

 

 

 やっと今年も念願の赤い赤ん坊にもお目にかかることが出来たし、あとは花が咲き出すころまで待てばよい。

 

 それまではしばらくオサラバじゃわい。

 

 

 

 さてこの後は近辺にあるもう一つの睡蓮の沼に行って見るつもりじゃ。

 

 千切れたり穴が空いていたあの葉っぱはどうなったかのう。

 

        

 

無断転用禁止

 


つづく