湖畔朝景 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

湖畔朝景

 

無断転用禁止

 

 

 明日の朝は冷え込むという予報が出た1月中旬のある日のこと。

 

 何とか冬らしい光景は見られぬものかと、いつものダム湖畔の駐車場で車中泊をしながら朝を待ったのじゃ。(前回)

 

 

 

 起床時間の気温は-4℃。

 

 この時季としては格別低い気温でもないのう。

 

 冷え込むというからもうちょいと低い気温を期待していたのじゃが当てが外れたわい。

 

 

 

 

 

暁暗の中をトボトボと河川敷へ降りて行くと、西の空には有明の月が。

 

 

 

 

 

 東側はマジックアワーの真っ只中。

 

 

 

 

 

 

 

 山際はいまだ暗闇じゃ。

 

 

 

 

 

 支流から氷が流れて来る。

 

 

 

 

 

次々と流れてくる氷。

 

 

 

 

 

 山蔭では流氷が不気味に光る。

 

 

 

 

 

 谷間から光が入って来て湖面が染まったわい。

 

 

 

 

 

 朝焼け空に染まる流氷。

 

 

 

 

 

 遠くの方ではちょいとだけ気嵐が。

 

 

 

 

 

 暁の大飛行。

 

 

 

 

 

   

 水面にも。

 

 

 

 水鳥もお目ざめじゃ。

 

 

 

 

 

 

 昨日のブルーインパルスの正体はこの電線だったのじゃ。

 

 夕方の西日がまともに電線に当たって光っていたのじゃのう。

 

 それをブルーインパルスのスモークと勘違いしてしまったわい。

 

 朝は逆光になるため光ることはない。

 

  ramuneさん、正解じゃ!😁

 

 

 

 

 前日撮影した画像を拡大してみると…

 ここで途切れているため、この先端部分がブルーインパルスだと思い込んでしまったのじゃよ。

 

 なぜ途切れている(ように見える)かといえば、電線の手前にある山が日差しを遮り、ここから先は日陰になるからじゃろうのう。

 

 

 

 

 

岸辺にはびっしり氷。

 

 

 

 

 


 

高い山に陽が当たり始めたのう。

 

 

 

 

 

昨日はこの砂地が水没していたが、一夜にして水位が下がってまた現れたわい。

 

 

 

 

 

 

 お天道様はこの時季、右側の山陰になっていてなかなかお出ましにならぬのじゃ。

 

 しかしこれから日毎にお天道様は左へ移動され、2月になれば谷間の中ほどからお出ましになる。

 

 

 

 

 

 遠くの湖面に射し込んできた朝光。

 

 

 

 

 

 目を凝らして見るとわずかながら気嵐も出ているわい。

 

 

 

 

 

近くの山にも陽が射し込んで来たのじゃが、ワシの立ち位置ではちっともお天道様のお顔が見えぬ。

 

 

 

 

 

業を煮やして左へ左へとカメラを担いで移動して行ったら、やっと支流の河口付近で拝謁することが出来たわい。

 

しかしこの位置からでは絵(写真)にはならぬのう。

 

2月になって谷間の中央辺りからお出ましになるころにまた覗いてみるか。

 

 

 

 

 

ふたたび元の位置に移動してきた。

 

この位置ではお天道様はまだ右の山の後ろ側じゃ。

 

しかし辺りはすっかり明け放たれて日常の見慣れた風景が広がるばかり。

 

こうなるともう引き揚げるより仕方がないわい。

 

 

 

 

 

因みにブルーインパルスまがいの電線は朝はあまり目立たぬが、上の画像の中央辺りを拡大するとうっすらと見えるはずじゃ。

 

興味があったら覗いてみてくだされや。

 

 

おしまい

 

 

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