冬を求めて | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

冬を求めて

 

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 1月中旬ごろのことじゃ。

 

 TVを視るともなく視ていたら、お天気ねえさんが宣っていたのじゃよ。

 

 「明日の朝が気温の底になりそうです。これからは徐々に気温が上がって暖かくなるでしょう」

 

 なんじゃと?

 

 こりゃいかん。

 

 わしゃ今年になってから冬らしい光景をまだ撮っていないのじゃ。 

 

 こうなったら雪はあきらめるにしても、何とか冬らしい景色を撮らぬと格好がつかぬぞえ。

 

 明朝が冷え込むというのなら、手っ取り早いところで今から近所のダム湖にでも行ってみるか。

 

 冬の欠片だけでもちょいとは見つけられるかもしれぬわい。

 

 …と、早速いつものようにコンビニ弁当を買い込んで、車を走らせたというわけじゃ。

 

 

 

 

 駐車場から階段を下りて河川敷へヨタヨタと。

 

 どうということもない冬ざれの景色が広がっているばかりじゃ。

 

 

 

 

 

いつもの「現場」へ来てみると、遠くには雪山が。

 

昨年の暮れ、睡蓮の沼からも見えた雪山じゃ。

 

 

 

 

むむむ?

上空には幾筋もの白煙が?

 

こりゃあブルーインパルスではないかえ?

 

 

 

 

 

 昨年の11月にはブルーインパルスがワシの住処の上空を通って行った(11月22日投稿)が、またもや飛んでくるとは知らなかったのう。

 

 

 

 

 

 水際に近づいた途端、目の前からいきなり水鳥の群れが飛び立ってびっくり仰天。

 

 

 

 

 

 今日は水位が上がっているわい。

 

 いつもは見える中州の砂地も水の中じゃ。

 

 

 

 

 

お天道様は徐々に西の彼方へ。

 

 

 

 

 

山際は大分薄暗くなってきた。

 

 

 

 

 ややっ!?

 ブルーインパルスがまだいる?

 

 そんな馬鹿なことがあるはずはないじゃろうて。

 

 

 

 

 

 肉眼で見た時は訳が分からなかったのじゃが、あとから画像を見て納得したわい。

 

 多分、皆の衆もすぐお分かりになったことと思うが、「?」と思われた衆は次回までお待ちくだされ。

 

 意地の悪いことを言うようじゃが、夕方のこの時間帯では正体がはっきり見えぬのじゃ。

 

 朝(次回)になればその正体がよ~く分かるからのう。

 

 

 

 

 

 湖畔の信号機が支流の河口に映り込む。

 

 

 

 

 

 とっぷり陽が暮れて、迫る宵闇。

 

 この時間帯はさすがにブルーインパルスの姿は見えなくなったのう。

 

 それではワシもこの辺りで”動くホテル‶目指してトボトボと。

 

 

 

余分なオマケ

行きつけの整骨院で見かけた観音竹の花。

 

何十年に一度しか咲かぬ珍しい花だというが、

ここの竹は2年前にも咲いて話題になったのじゃ。

 

短期間で2度も咲くとは超珍しい現象かもしれぬわい。

 

つづく

 

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