琵琶湖の杭 | 88歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

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風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

琵琶湖の杭

 

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撮影日 6月11日

 

 性懲りもなくまた琵琶湖西岸へやって来たわい。

 

 ワシはこの辺りの湖上に健気に佇んでいる古めかしい杭がお気に入りでのう。

 

 折に触れてはここへ来て、その杭をポイントに撮影を楽しんでいるのじゃ。

 

 ところが今年3月、黄砂の撮影に来てみたら、杭が湖上からほとんど消えてしまっていたのじゃよ。

 

 何しろ古い杭じゃから折れてしまったのか、それとも水位が上がって水没してしまったのか分からぬが、今日は改めて確かめてみようとふたたびやって来たというわけじゃ。

 

 

 ワシの住処から高速道路と一般道で約3時間。

 

 通いなれた道をノコノコやって来ると…

 

 

 

 おお! おお!

 何と、杭は湖面からお出ましになっているではないかえ!

 

 

 

 

 

 元通りというわけにはいかぬが、それでも露出度は以前の80%程度にはなっている。

 

 何しろ朽ちた杭じゃから折れて流されてしまったのではないかとちょいと心配したのじゃわい。

 

 3月に来た時はこんな具合じゃったからのう。ダウンダウン

(3月29日撮影)

 

 

 

 それに比べたら今は立派なものじゃ。

 

 やはり3月ごろは水位が上がったために水没していたのじゃのう。

 

 やっと安心してこれからも撮影に来られるというものっじゃ。

 

 

 

 

 

 岸辺からそれほど遠くない所に、ちっこい岩が湖面から顔を出していてのう。

 

 いつもそこに水鳥が止まっては辺りを睥睨してござるのじゃ。

 

 一休みしているのか、はたまたエモノ探しか。

 

 

 

 

 

 そういえば3月に来た時はあの岩が見えなかったわい。

 

 今にして思えば水位が上がっていたのじゃのう。

 

 

 

 

 

 遠くを走るボート。

 

 

 

 

 

 小魚が飛び跳ねながら群れている。

 

 

 

 

 

 なかなかうまく撮れぬわい。

 

 小魚じゃからほんの一瞬。見にくい上にタイミングが難しくてボケボケじゃ。

 

 

 

 

 

 これでは何を撮ったのか分からぬわい。

 

 もうやめじゃ。

 

 

 

 

 

 植物の生命力。

 

 わざわざこんな場所に生えなくてもよいのにのう。

 

 周りにはいくらでも生える空き地はあるぞえ。

 

 

 

 

 

 またボートが走る。

 

 

 

 

 

 こちらはのんびりゴムボート。

 

 ワン公もご同乗じゃ。

 

 

 

 

 

 さざ波の中に佇むサギ。

 

 先ほどのサギとは別の種類じゃのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

  西をふり向くと夕焼け空の最中。

 

 しかしいくら夕陽がきれいでも、ここからでは琵琶湖の反対側じゃ。

 

 

 

 

   

 明朝の朝焼けもこんな紅色に染まってくれぬかのう。

 

 

 

 

 


琵琶湖側にも夕焼けのおこぼれが。

 

 

 

 

 

 宵闇の湖畔で黄色い花を見つけた。

 

 マツヨイグサ?

 

 

 

 

 

 西側はマジックアワーの真っ最中。

 

 お月さまも高みの見物じゃ。

 

 

 

 

 

 湖面もうっすら紅色に。

 

 

 

 

 

日が暮れて、対岸にも灯りが灯り始めた。

 

今日はこんなことでおしまいにしようかのう。

 

そろそろ”動くホテル‟へチェックインじゃ。

 

早速、明日の朝を期待して前祝と行くか。

 

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つづく

 

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