彼岸花満開~今宵は満月 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

彼岸花満開

 

今宵は満月

 

無断転用禁止

 

  ワシがホームグランドの一つとしている近所のダム湖の彼岸花は、なぜか今年は不作だったのじゃ(前回)。

 

 しかし 年に一度ぐらいはマシな彼岸花を撮ってみたいと思ってのう。

 

 そこで思いついたのが滋賀県・琵琶湖畔の彼岸花じゃ。

 

  ただしそこの彼岸花はかなり有名じゃからのう。

 

 カメラマンやら行楽客で混み合うこと必至じゃ。

 

  じゃからわしゃ有名な撮影地があまり好きではないのじゃよ

 

  しかし近所のダム湖がダメだとあっては背に腹は代えられぬ。

 

  混み合うこと覚悟で行ってみることにしたのじゃわい。

 

 折から今夜は中秋の名月じゃ。

 

 あわよくば名月と彼岸花のコラボを撮ってやろうと思ってのう。

 

 場所はよく知っているのじゃ。

 

 彼岸花の季節以外には年に何度か通っている場所じゃからのう。 

 

 

 さて、高速道路と一般道を3時間近く走って、目的地に近づいてきた。

 

 琵琶湖の西岸に沿ってゆっくり車を走らせながらちらりちらりと湖に目をやると…

 

 ところどころで彼岸花の赤色が目に入るようになった。

 

 日本一の広大な湖の畔でポツンと咲いているのもなかなか面白いわい。

 

 

 

 

この辺りは松並木が多い。

 

 

 

 

防風林の役目を果たしているのじゃろうのう。

 

 

 

 

 

この辺りの波打ち際はゴミなどの漂着物が多くてのう。

 

立位で撮影するとそれが写ってしまうのじゃよ。

 

 

 

 

 仕方がないから中腰になったり座り込んだりして低い位置から撮ったのじゃが、もう腰が痛いのなんのって😫

 

 腰痛持ちの老人には酷な姿勢じゃわい。

 

 

 

 

 琵琶湖にはところどころにこんな杭が立っている。

 

この杭は今までに何度も撮っているが、彼岸花を絡ませて撮るのは初めてじゃわい。

 

 

 

 

 

 

 お目当ての群生地へやって来た。

 

 

 

 

 

 案の定、カメラマンやら行楽客で大賑わいじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 群生地の波打ち際にも杭が立っている。

 

 これも今までに何度も撮った杭じゃ。

 

 

 

 

杭の撮影中にいきなり目の前にサギが現れてびっくり。

 

 

 

 

 

今日の目的は満月と彼岸花のコラボじゃ。

 

月に花を絡ませて撮るためには彼岸花の前が開けていなければならぬ。

 

しかし湖の手前には鬱蒼とした樹々が邪魔をしていて、月なぞ見えそうもないのじゃよ。

 

 

 

 

月の出の見えそうな場所を求めてあっちへウロウロ、こっちへヨタヨタ…。

 

 

 

 

ここなら何とか開けているが、前にある草が邪魔になるのう。

 

それに彼岸花もチト寂しいわい。

 

 

 

 

この場所の方がいいかもしれぬのう。

 

ここの方が花が賑やかじゃ。

 

月の出も何とか見えそうじゃわい。

 

ここに決めるとするか。

 

 

 

 

月の出にはまだ早いようじゃ。

 

辺りを一回りしてみるとしようわい。

 

 

 

 

 この場所にはチト不釣り合いな衣服姿の女性が目の前を通り過ぎた。

 

 結婚式の前撮りか、それともモデル撮影か…。

 

 などと思ったのじゃが…

 

 

 

 

 

 このあと3人は彼岸花の真っただ中にゴザを敷いて、日の暮れるまでおしゃべり。

 

 花を愛でて散策するわけでもなく、月の出も待たずに帰って行かれたわい。

 

 それにしても観賞用に地元の衆が整備している花を採ってしまっていいのかのう。

 

 

 

 

 西日が横から射し込むようになったわい。

 

 

 

 

西を振り返るとお天道様もだんだん降りて来られたぞえ。

 

そろそろ目星をつけておいた撮影ポイントへ行ってみようかのう。

 

 

 

…と行ってみると

そこにはすでに3、4人のカメラマンが肩を触れ合わんばかりにして三脚を立ててござったのじゃよ。

 

「あっちゃこちゃ探してみたが、ここがいちばん月が見えそうや」

 

と、皆の衆が口をそろえておっしゃるのじゃ。

 

やっぱり誰もがここに目をつけてござったのじゃのう。

 

 

 

 

ワシも何とかそこへ割り込んでお仲間に入れさせてもらったわい。

 

限られた撮影ポイントに数人が集まってしまって押し合いへし合い状態じゃ。

 

お月さまは画面奥の伊吹山の辺りからお出ましになる予定じゃぞえ。

 

 

 

 

待ち構えるカメラマンがそれぞれ最良の構図を求めてわずかに動くと、そのたびに関西弁が飛び交う。

 

「すんまへんがその足ちょっとだけ引っ込めてもらえまへんか」

 

「へいへい。こんなことでよろしゅうおまっか?」

 

 

 

 

そして待つこと数十分…

 

そしてついに…

お出ましじゃ!

 

さ~て忙しくなるわい。

 

満月と彼岸花の競演が始まるぞえ。

 

つづく

 

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