リベンジなるか
無断転用禁止
お久しぶりじゃのう。
10日ほど前に近所のダム湖へ行って以来じゃわい。
あの時は思うような光景に出会えず、すごすごと退散したのじゃが、さて、今回はそのリベンジじゃ。
今日は明日の本番に向けて現地で車中泊するために、日暮れ時になってからダム湖へやって来たのじゃ。
このダム湖はワシの住処から30分前後で行ける距離じゃから、車中泊なぞ無用かも知れぬが、現地で泊れば目の前はすぐ現場じゃからのう。真夜中からバタバタする必要もないわい。
しかし着いた日はあいにくの曇り空でのう。
フロントガラスには雨粒まで落ちて来る始末じゃ。
当地の天気予報は明日は終日☀だと言っていたのじゃがのう。
日本海側や京都あたりでも悪天候らしいから心配なのじゃよ。
しかし乗り掛かった舟じゃ。
いまさらじたばたしても仕方がないわい。
‟動くホテル”を湖畔の駐車場に停め、そこでおもむろに取り出したのは毎度おなじみの🍱&🍺じゃ。
これから明日に向けての前祝いをしなければならぬからのう。
これさえあれば明朝までぐっすり眠れるという寸法じゃ😁
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・・・で
さて翌朝じゃ。
気温は1℃か…。
もうちょいと冷え込むと面白い光景が見られるかもしれぬのじゃが残念じゃのう。
しかし天気は上々じゃわい。
お天気予報士殿! 今日は予報通りドンピシャですぞえ。
感謝々々じゃ。お礼申し上げますわい。
時々は予報が外れてこちとら戸惑うこともあるのじゃが我慢しますからのう。
これからもアテにしていますぞえ。
遠くの空が大分紅くなってきたわい。
しかし周りはまだ薄暗いままじゃ。
夜から朝へのグラデーション。
今日は朝一の光が湖面を照らしながらこの辺りに飛び込むところを狙っているのじゃ。
これは数年前にその瞬間を撮ったものじゃがのう。(2021年2月撮影)
しかしこの写真はお天道様に向かって右方から撮ったものなのじゃよ。
今回はそれを左方から撮ってみたいと思っているのじゃ。
時間の経過とともに中州の辺りも明るくなってきたわい。
しかし山蔭の部分は依然として薄暗い。
この暗い背景の中に矢のような光が飛び込む光景を夢見ているのじゃ。
左奥の谷間から右手前の岸辺へ。
光の矢が飛び込む光景が見られる時はもう間もなくじゃぞえ😁
光の色合いが赤色から黄色に変わってきた。日の出時刻が迫ってきた証拠じゃ。
水鳥が泳ぎ…
鯉が跳ねる(ただし痕跡だけ😩)
もうすぐじゃ。
おっと!
左の山すそが明るくなった。
こりゃあ予測よりちょいと左寄りじゃ。
しかし右の山から出るより、左側の方がワシの思惑にぴったりじゃわい。
そ~れ。お出ましじゃ。
見よ! 予測した場所に光が飛び込んだぞえ!
ところが…
湖上に光が走らない!
何じゃい。
反対側の左の方が明るくなってしまったではないかえ。
いつまで経っても右側の湖面には光が来ない。
地面が明るいだけじゃ😭
仕方がない。
こうなったからにはもうあきらめが肝心じゃ。
大自然になぞ太刀打ちできる道理はないからのう。
今日のところは周辺の風景でも撮って、潔くオサラバすることにしようわい。
水鳥を撮っていたら…
人間さまに驚いたのか、突然飛び上がったわい。
そんなに急に逃げ出されてしまってはブレブレの画像になってしまうわい。逃げるならもそっとゆっくり逃げておくれでないかえ😆
今ごろになって何となく湖面に光が入ってきたようじゃがのう。
周囲がこんなに明るくなってしまってからではもう遅いわい。
周りが明るくなってからでは光の矢が目立たぬからのう。
泳跡を煌めかせながら進む水鳥たち。
湖を渡る微風で湖面が煌めく。
お天道様もちょうど谷間の真上へお昇りじゃ。
そろそろワシの退散時刻になったのう。
またもや今回もシッポを巻いてオサラバすることになってしまったわい。
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おしまい
無断転用禁止






























