宵闇の海辺
無断転用禁止
今日は日本海の海辺へやって来た。
日本海というと、夕日が見られる場所が多いのじゃが、ここは日本海に突き出た半島の東側でのう。
東の海が丸見えなのじゃ。
その代わり西側は山や森などで視界が遮られている。
従ってこの場所からの撮影は、明日の朝に海上から昇る朝日が主役となるのじゃ。
前日の今日はそのロケハンのつもりで撮影してみるつもりじゃわい。
こんな場所なのじゃがのう。
岸辺近くは辺り一面に岩礁がゴロゴロしている。
こちらは北側で…
こちらは南側じゃ。
西側を除く三方向が見渡せる。
今は夕暮れで、お天道様は西の空じゃから拝顔できぬが、岩や海面が西日を浴びてほんのり色づいているわい。
岩に囲まれた部分は波静かじゃが…
外海はかなり波が高いわい。
岸辺から大分離れた沖の方にポツンと孤立した岩礁が見えるのじゃが…。
実はその岩がちょいと訳アリの岩礁なのじゃ。
このあとをご覧いただければその訳が分かるからのう。
北の方角もほんのり色づいて来た。
鳥たちもねぐらへご帰還のようじゃ。
白い羽根まで西日に染まっているわい。
対岸の民家にも灯りが灯ってきた。
これは漁火のようじゃな。
続いて二つ、三つ…。
北方の灯台にも灯りが点いた。
その灯が海面に映える。
灯台の灯りを撮影した後、何気なく後ろを振り向くと…。
や、や、や?
こ、こりゃ何じゃ!?
岸辺から海の彼方へ伸びる一条の怪しい光!
怪光が出ている方へ近づいてみると…
木々の陰になっていて気がつかなかったが、ここにも灯台があったのじゃ。
しかしこの灯台、スポットライトのように一ケ所だけを照らしているぞえ。
灯台が照らしているのは先ほどご覧いただいたあの岩礁なのじゃ。
灯台の光に照らされて岩礁が真昼のように輝いている。
これはワシの推量じゃが、夜間にここを通過する船があの岩礁に気付くよう、一晩中照らし続けているのじゃろうのう。
灯台の真下へ来てみた。
天孫降臨?
こんな光りを撮るのは初めてじゃ。
夢中になって撮っていたが、何枚撮ってもキリがないわい。
そろそろ切り上げて明朝に向けて眠らなければのう。
本番は明日じゃわい。
天気もいいようじゃし楽しみなことじゃ。
それではいつものように🍺で前祝いといくかのう。
💤 💤 💤
撮影 6月9日
つづく
無断転用禁止


























