紅葉の林の顛末記 最終回 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

紅葉の林の顛末記 最終回

 

 

 

  いくら待ってもお天道様はお顔を出してくだされないからのう。

 

 業を煮やしたワシゃあ、紅葉の林をあきらめて、この高原のメインスポットでもある一本木の様子をふたたび見に来てみたのじゃが・・・。(前回までのオハナシ)

 

 何じゃい。ここも曇りだか晴れだか分からないような、何の変哲もない空が広がっているわい。

 

 もうダメじゃぁ・・・😫

 

 こりゃ撤退するしかないわえ。

 

 でものう・・・🤔 

 

 こんなに歳を重ねてしまった今となっては、来年はどうなることやら・・・・。

 

 ひょっとすると今年で見納めになるかも知れないぞえ。

 

 う~む・・・・・・・そうじゃのう・・😥

 

 それでは悔いのないように、もう一度あの林の中で粘って見るとするか。

 

 ・・・と、思い直し、ふたたび紅葉の林へ。

               アップ

 (しつっこいのう😝

 

 

 

 というわけで・・・

 

 また林の中へ帰っては来たものの、やっぱりお天道様は雲の中。

 

 

変わり映えのしない画像ばかり続くのう。

 

 

 

 

ところが・・・

 

おや? 

 

晴れ間が見えてきたではないかえ。

と思う間もなく・・・

 

 

 

来た~ぁ

 

 

いきなり音もなく光の矢が薄暗い林の中に射し込んだわい!

 

 

 

 光があるのとないのとでは大違いじゃ。

 

 

 ・・・と思ったら、また曇ってしまったわい。

 

晴れたり曇ったり、はっきりしない天気じゃのう😞

 

 

 

 

また日差しが出てきた。

 

   朝の日差しを浴びながら愛犬と散歩する女性。

 

 

 

  ・・・と、突然!

ザ~ッという音とともに木々の紅葉が舞い散った。

 

 

 

止んだと思ったら・・・

 

 

またもや舞い散る紅葉。

 

 

光が当たると一段と映えるのう。

儚くも華麗な一瞬の舞いじゃ。

 

 

 粘りに粘ったお陰で光の矢も撮れたばかりか、思いも掛けなかった落葉の舞いにも出会えたわい。

 

 

これで大手を振って帰れるというものじゃ。

 

 

 

 

帰りがけにこんなものが。

こんな素敵な場所に捨てて行く人の気が知れないわい。

 

 

 

お別れを告げにもう一度一本木に立ち寄ると・・・

 朝の日差しの中で、コナラもうれしそうに手を振ってくれたぞえ(?)😁

 

 

 

はいはい。それでは気をつけて帰りますわい。

 

 

 

 粘ったお陰で一応の成果があったからのう。今夜は豪華なディナーでも食するとしようわい😜

 

 それではまたのお目もじをバイバイバイバイバイバイバイバイ

 

撮影 11月10日

 

おしまい

 

無断転用禁止