ぶらり撮影記 その3 森の夜明けpartⅠ | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回の続き

 

ぶらり撮影記 その3 森の夜明けpartⅠ

 

 

 キャンプファイヤー騒動(前回参照)から逃げ出したことはいいのじゃが、こんな夕ぐれ近くになってから一体どこへ行ったらいいのじゃ?

 

 さぁて困ったわい⁈😖

 

 この近くで思い当たる場所と言えば、ここから3、40分先にある、例の「熊出没注意」の看板が立つ森じゃ。

 

 夕ぐれになってしまってからでは、もうあそこしか行くところはないわい。

 

 思いがけない展開になって混乱してしまったわが身を車に委ね、ぼそぼそと「熊のいる(かも知れない)森」へ出発した。

 

 着いたころにはほとんど暗闇じゃ。

 

 今日のところはこのまま車中泊するしかない。

 おっと、その前に先ずは🍺で厄払いをしなくちゃのう。

 

 山の中で独り呑む味はまた格別じゃわい。⇒💤💤💤💤

 

 

 さて翌未明になった。

 

 気温は22℃じゃ。結構涼しいぞえ。

 

 薄暗い森の中へ突入じゃ。

 

 光が射して来るのを今か今かと待つ。

 

 しかし・・・

 空は明るくなってきたというのに森には一向に光が射し込んでこない。

 

 

 業を煮やして森の外へ出てみると・・・

 大きな雲が山際に掛かってお天道様を遮っているのじゃ。こりゃ今朝はダメじゃあ。

 

 と、あきらめかけたその途端・・・

 

 いきなり雲間からお天道様のお恵みが!

 雲の影響で日の出時刻がちょいとばかり遅れたためか、深紅の朝光とはいかなかったが、これも自然のなせる業じゃ。仕方がないわい。

 

 曇りのままよりはよっぽどマシじゃからのう。

 

 

  マムシグサにも朝のお恵みが・・・。

 

 

 森の木々のわずかな隙間から、ピンポイントで朝光が射し込む。

 

 

おっとと!

 光芒じゃ!

 

 今年はこれで2回目の光芒との出会いじゃ。ついているわい。

 

光のシャワーが音もなく降り注ぐ。

 

 

 

 

こんなチャンスはそうそうないからのう。

 

ここを先途と夢中になって走り回る・・・

・・・つもりなのじゃが、そうはいかない。ドタドタ、ヨロヨロとじゃ。

 

 

 

 

 このあとももうちょいとばかり朝ドラは続くのじゃが、この続きは次回でまたのう。

 

8月5日撮影

 

つづく

 

無断転用禁止