夕月夜 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

夕月夜

 

 何度も言うように、わしゃあ夏の撮影が苦手でのう。

 

 この時期に行きたいと思うような撮影ポイントが、いくら考えても思い浮かばぬのじゃよ。

 

 仕方がない。

 

 そこでまたしても「思い出写真2021」の登場じゃ。

 

 今回はこれも過去に散々通った長野県・高ボッチ高原と鉢伏山じゃ。

 

 何度も述べているように、ここの一番の人気撮影ポイントは、暁の眼下に広がる諏訪湖とその彼方に浮かぶ富士山じゃ。

 

 特に秋から冬へかけの未明には続々とカメラマンが詰めかけて大にぎわいになるわい。

 

 しかし今は夏じゃからのう。秋口のようなにぎわいはないのじゃが、それでも何人かのカメラマンの姿を見ることがある。

 

 ワシはそんな人気撮影ポイントは避けて(理由は過去のブログで何度も述べた通り)、あっちへウロウロこっちへウロウロ。                                                                      

 

入道雲とシシウド。

 

これぞ高原の夏を象徴する光景じゃ。

 

 

 

夕空を狙って、林の中のほんのわずかに開けたポイントにやって来た。

 

遠くの山は北アルプスじゃ。

 

お天道様が北アルプスの彼方にお隠れ遊ばされるわい。

 

日没じゃ。

 

今日の夕焼けはこれで終わり・・・

 

・・・と思ったら

 

また夕焼け復活じゃ。

 

日没後にふたたび夕焼けになることはよくある。

 

 

なかなか面白い雲になってきたのう。

 

眼下に見えるのは松本辺りの市街地か。

 

おや。お月さまじゃ。

 

 

 

 

 

 

お月様が下界へ近づくにつれて赤くなってきた。

 

ルナ・ロッサというカンツオーネを思い出したわい。

 

ワシの若いころ流行ったのう。

 

 

 それでは月見酒日本酒でもやりながら眠るとしようか。

 

 明日はどんな光景が待ち受けていることかのう。💤💤💤💤

 

 

つづく

 

 

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