霧ヶ峰の初夏 2日目・黄金の朝 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

霧ヶ峰の初夏 2日目・黄金の朝

 

 さて、車中泊した翌未明じゃ。

 

 天気は良好。

 

 寒いぐらいじゃ。薄手のダウンを着込んだわい。

 

 

 おや。霧が出ているぞえ。

 

 ここは周りを丘陵で囲まれた湿地帯じゃから、地面を覆うような霧が出ることが多いのじゃ。

 

 

 

 

 

 

 空が少しずつ染まってきたぞえ。

 

 間もなく日の出じゃ。

 

 そ~れ。お天道様のお出ましじゃ。

 

 その途端、

 

 いきなり矢のような朝光が目の前へ飛び込んできた❣ 

 

  辺りはたちまち黄金の世界に❣

 

 

  地面を這うように漂う黄金の霧。

 

 湿地の中の立ち木が霧のスクリーンに影を落とす。

 

 

 

 クライマックスはほんの数分。

 

 お天道様の上昇とともに、霧は徐々に消えて行く。

 やれやれ。 やっと一段落じゃ。疲れたわい。

 

 朝夕の撮影は限られた時間に撮らなけれがならないからのう。老人には過酷な作業じゃぞえ。

 

 ひと休みしてから帰るとするか。 まずは移動式ホテルのベッドでごろり。

 

フリー素材 | ぐっすり眠る男の子のイラスト(ノンレム睡眠)の画像

 

 さてと・・・。

 

 少しは疲れも取れてきたようじゃ。それではそろそろ帰るぞえ。

 

 などと言いながらも、性懲りもなく、帰途の途中でまた辺りをパチリ、パチリ。困った老人じゃ。

 

 ついでじゃ。富士山も撮ってやろうかのう。

 

 きれいな蜘蛛の巣じゃ。こりゃ新築したばかりじゃな。

 

 こちらにも・・・。

 

 

 八ヶ岳を眺めたところでそろそろオサラバじゃ。

 

 冬になったらまた来てみようかのうバイバイバイバイバイバイバイバイ

 

 

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