忘れていないよ忘れな草 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

忘れていないよ忘れな草

 

 今回の撮影行きは長野県の開田高原じゃ。

 

 今まで何度も述べてきたことじゃが、ここは高原とは言うものの、例えば志賀高原とか霧ヶ峰高原のようないわゆる観光地とはちょいとばかり違うのじゃよ。

 

 一昔前までは開田村という村落で、今でも沢山の民家もあれば小学校、中学校、役場などが点在する、どこにでも見られる農村地帯なのじゃ。

 

 その一角に水生公園があって、四季折々に様々な植物がみられる。

 

 ここにこの時期になると忘れな草(勿忘草)が咲くことを思い出してのう。

 

 この花を是が非でも撮りたいというわけでもないのじゃが、かと言ってほかに何か撮りたいというアテもないからのう。

 

 それに年に一度ぐらいはこの花を撮ってやらないと、Forget me not(私を忘れないで=忘れな草の英名)と言われそうじゃからな。

 

 早速出かけたのじゃ。

 

 

 しかしここでこの時期にいちばん目につくのはカキツバタじゃのう。花が大きいだけに忘れな草より目立つわい。

 

 花の名前に疎いワシゃあ、カキツバタなのかハナショウブなのか区別がつかないのじゃが、立て札に記してあるから間違いないわい😁

 

 

 そんな中であまり目立たないのじゃが、ワスレナグサも小さな花を精いっぱい広げて頑張っているのじゃ。

 

 ワスレナグサの立て札もあるのじゃが、この時期は夏草に覆われてしまって文字が見づらいのじゃよ。

 

 かわりにこの春先に撮っておいた看板をUPしておくからのう。

撮影 21年3月

 

 

 

 

 普通は群生しているのじゃが、中には群れを離れてひっそり咲くものもある。こちらの方が忘れな草の英名にぴったりじゃわい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひと通り撮ってはみたのじゃがまだ陽は高い。

 

 実はこのすぐ近くにスイレンの咲く池があってのう。その付近にも忘れな草が咲くのじゃよ。

 

 疲れたからのう。ひと休みしてからそちらへ行ってみることにしようわい。

 

撮影 6月9日

 

つづく

 

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