椿散る池へふたたび | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

 椿散る池へふたたび

 

  「あのスイレンはどうなったかのう…」

 

 わしゃこの数日来、先日撮影したばかりのスイレンの池のその後の状況が気になって仕方がないのじゃよ。

 

 スイレン…と言うより、スイレンの池に散る桜の花びらの具合が気になると言った方がいいのかのう。

 

 あの池の傍には数本の桜があるのじゃよ。

 

 先日行ったときはまだちらほらと散っていただけじゃったからのう。

 

 今日あたりは満開も過ぎたことじゃろうから、池の中の花びらも賑やかになっているかもしれないと思うとじっとしていられ無くなってのう。

 

 よ~し出かけるとするか。

 

 …というわけで早速出発したことはいいのじゃが…

 

 ところが途中でついつい寄り道してしまってのう。

 

 寄り道の先は、これも先日行ったばかりのお寺の池じゃよ。

 

 今さら寄り道しても、あのお寺でこの時期に撮れるものは桜と椿しかないのにのう。

 

 またこの前と同じような画像になるに決まっていると思うのじゃが、カメラマニアとしては素通りすることができないんじゃよ。よせばいいのにのう。

 

 

 着いてみると… 

 

 池畔の菜の花がやっと咲きだしたところじゃ。

 去年はもう少し早かったと思うのじゃが…。

 桜は例年より早いというのにのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 先日来た時より、散った花びらはやはり多くなっているようじゃのう。

 

 

 

 

 

 散り椿と桜の花びらが池面を流れる。

 

 椿と花びらと桜の影の三つ巴じゃ。

 

 肉眼ではほとんどわからないのじゃが、ゆっくりゆっくり花びらが流れているわい。

 

 

 

 

 

 

 すぐそばを流れる小川(と言うより溝)にも花びらが散っている。


 

 春溜り

 

 

 木々の隙間から光が射し込み、散り椿が輝く。

 

 

 

 さて、この辺でここは見切りをつけて、本来の目的地であるスイレンの公園へ急ぐとするか。

 

 早く行かないと陽が暮れてしまうわい。

 

 

 余談じゃが、今回からしばらくは先日と同じ撮影地のUPばかり続くぞえ。

 

 従って画像も変わり映えしないものばかりになりそうじゃが、なんとか我慢して見てくだされや。

 

 それではまたのうバイバイバイバイ

 

つづく

 

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