地上の星 1日目
いやあ、久しぶりじゃのう。
今日は長野県・開田高原へ行って以来の撮影行きじゃわい。
この時期、撮影意欲をかき立てるようなブツがなかなか見つからず、ず~っと巣ごもり状態だったんじゃよ。
ところがある日の新聞にミツマタの花が見ごろじゃという記事を見掛けてのう。
和紙の原料になるというあのミツマタじゃよ。
ミツマタの花は昔、他で撮影したことはあるのじゃが、こんなところにもあるとは知らなかったわい。
早速ネットで調べてみた。
わが住処から3時間近く掛かるらしいのじゃが、年寄りのワシでも行けない距離ではないわい。
よ~し出かけるぞえ。
(途中で今年初めて出会った桜)
田舎道をのんびり走りながら目的地らしい地区へたどり着いたのじゃが、詳細な場所が分からんのじゃよ。
この地域の道の駅で尋ねてみたら地図をくれたのじゃが、それが手書きでのう。正確な場所がイマイチなのじゃ。
あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。
最後は畑仕事をしておられた地元の衆に2度ばかり尋ねた挙句、やっとたどり着くことが出来たわい。
道案内の看板も立っていないからのう。初めて来る者は苦労するぞえ。
遠くの道路沿いに見える黄色の塊がミツマタの群落じゃ。
フ~ム・・・。
こりゃなかなか見事じゃのう。
一時は壊滅状態にあったここのミツマタは、地元の衆の保存活動が功を奏して徐々に増えて行ったらしい。
ここは山あいの狭い谷間じゃ。この時間、光はほとんど入ってこない。
奥の方には陽が当たっているがここまではなかなか届かない。
この辺りはわずかに光が当たっているのう。
薄暗い森の中にひそやかに咲く様はなかなか幻想的じゃわい。
まるで星くずが散らばっているようじゃのう。
ワシの後ろの木々のわずかな隙間から西日が射し込んできた。
花を下から見上げると黄色、上から見下ろすと白色じゃわい。
一時はかなりの人出で賑わっていたのじゃが、夕ぐれが近づくにつれて先ずは観光客からお帰りじゃ。
残ったカメラマンもやがて一人減り二人減り、あとは所謂カメラマニアと称するワシのようなカメラバカが4、5人残って熱心にカメラを覗いていたのじゃが、結局、最後の最後まで残ったのはワシ一人じゃ。
そりゃそうじゃよ。わしゃあ今日はここでお泊りなのじゃからのう。
街灯ひとつない漆黒の闇の中で、いつものように🍺&🍱で乾杯じゃあ😁
💤💤💤
つづく
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