続・続・季の狭間 1日目
またまた暇つぶしの車中泊じゃ。
以前から何度も同じことばかり言っているのじゃが、この時期、どこへ行ったらいいのかまるで思い浮かばないのじゃよ。
困り果てた末、出かけたのが長野県・開田高原じゃ。
出かけたところで何もないことは分かっているくせに、ついついカメラ機材を持ち出してしまうのじゃわい。
さて・・・
長いトンネルを抜けるとそこは・・・開田高原じゃった😅
どうせ暇じゃ。高原(と言ってもごく普通の村落じゃけどな)一帯をぶらぶらしてみようわい。
この水草は忘れな草(勿忘草)じゃ。
開花は6月ごろじゃが、葉っぱだけは一年中緑のままじゃわい。
初夏になれば紫色の小さくて可憐な花が咲いてきれいじゃぞえ。
傍に看板が立っている。名前の由来が書いてあるのう。
傍には小さな池もあり、夏にはスイレンが咲く。今はまだ葉っぱが芽吹いたばかりじゃけどのう。
ここのスイレンは赤色じゃ。
(池の傍の駐車場)
そう言えばこの高原には秋になるときれいに紅葉するもみじの木があったわい。あそこへでも行ってみるか。
去年撮ったのじゃがなかなか面白かったからのう。
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もちろん今は季節外れじゃから紅葉なぞあるわけはないのじゃが、朝になれば林の中に矢のような光が射し込んでくるぞえ。
ここら辺りがその場所だったと思うんじゃがのう。
落葉してから月日が経ってしまっているから、葉っぱがぐちゃぐちゃになってしまっていて、モミジなのか他の葉なのか見分けがつかないぐらいじゃわい。
人間も古くなってしまってからでは手遅れじゃ😫
それにしても何じゃい。この散らかしようは!🤬
こんなのがゴロゴロ転がっていたんじゃあせっかくの写真が台無しになってしまうわい。
仕方がない。しばらく撮影はそっちのけで、ヨタヨタとゴミ拾いじゃ。
何とかきれいになったわい。やれやれ。
あれ?
こんなところにまだ雪が残っているぞえ。
そうじゃ。
明日の朝はこの雪に差し込む朝光を撮ってみるか。
汚い落葉なぞよりこの方が面白い画像が撮れるかもしれないわい。
それではここは明日の朝のお楽しみということにしてと・・・
まだ陽は高い。
もうちょいとほかの場所へ回ってみるか。せっかくじゃ。
ここは行楽客やカメラマンが必ず立ち寄る場所でのう。
御嶽山とコナラの一本木がこの高原のウリじゃ。
ここへ来た人は必ずと言っていいほど御嶽山と一本木のコラボを撮る。
それだけにここで自分だけのオリジナルな作品作りをしようと思うとかなり難しいわい。
しかしこの時期、撮るものがないからのう。仕方がない、破れかぶれじゃ。
午後の光を浴びて残雪が光り輝いている。
それにしても今日は雲一つないカラカラの天気じゃ。
こんな日の夕空は面白くないぞえ。薄雲でも棚引いていればかなりきれいな夕焼けが期待できるのじゃがのう。
日没じゃ。
はいオシマイ。
待てど暮らせど夕焼けのユの字もなかったわい。
午後6時で2℃か…。
明日の朝はもう少し冷え込んでくれるといいのじゃが・・・。
霜でも降りると、先刻のモミジの枯れ落葉がキラキラ光って面白い光景になるかも知れんて😁
🍺一杯やりながら外を見るとお星さま満載じゃ。北斗七星も見えるのう。
あすもいい天気になるぞえ😂 💤💤💤
つづく
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