前回のつづき
無駄骨撮影記 その2
渓流の撮影(前回)で無駄な時間を費やしてしまったのじゃが…。
その足で本来の目的地である高原へ約30分かけてやって来た。
標高約1300メートルのこの高原にはいくつかの池がある。
今の季節なら池に氷が張って、面白い氷模様が見られるのではないかと思ってのう。
それに明日の朝には霧氷が見られるかも…などと勝手に虫のいい想像もしながらじゃ。
しかし来てみると気温がかなり高いのじゃよ。もう少し低くなると冬らしい景色になるのじゃがのう。
霧氷なぞさらさら出来る気配はないわい。なんとか明日の朝に期待をしようかのう。
池へやってくると…
なんじゃ、こりゃあ!
池は全面氷結してしまって、その上に雪が積もり、水面はもちろん氷なぞ見えやしない。
これでは池なのか陸地なのか分かりゃしないじゃないかい。
これが池?
これでも池なのじゃよ。
面白くないのう![]()
強風が吹き荒れたらしいのう。小枝が折れてしまって、雪面にもその痕跡が残っているわい。
池の上を歩いたらしいケモノの足跡。
黙っていればこれが池だとは思えないわい。ただの雪原に見えるのう。
やっと雪原へやって来た。
強風の痕跡。
まるで砂漠のようじゃの。砂漠の写真でよくこんな光景を見掛けるわい。
変わり映えしない画像ばかりじゃったのう。
池に雪が積もっているとまでは思わなかったワシが愚かじゃった。
やっぱり自然相手は難しいのう。
じゃがここまで来て引き返すわけにはいかないわい。
明日に霧氷でもついてくれればいいのじゃが、この分では冷え込む気配もないし。
まあ退屈しのぎだと思えば腹も立つまい。
日も暮れてきた。
それではいつものように🍱と🍺じゃわい。💤💤💤
つづく
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