ふたたびツツジの森へ 2日目 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

ふたたびツツジの森へ 2日目

 

  車中泊をした翌未明・・・

 

 眠い目をこすりこすり外を覗くと、

 

 おや・・・?

  遠くが霞んでいるぞえ。

 

 霧じゃ、霧じゃ。

 

 

 テールランプも霞んでいるわい。

 

 やっと霧にお目に掛かれたのう。

 

  

 

  なかなかいい雰囲気じゃわい。

 

 

 霧はいいもんじゃのう。霧が出ると雰囲気ががらりと変わるぞえ。

 

 

 

 撮影に夢中になっていたら、知らぬ間に「ご同輩」が、ひとり、二人と増えてきた。

 

 思い思いの方角に三脚を立ててカメラを覗いてござるぞえ。

 

 

 

 

 その後もマニアの数はどんどん増えてきた。

 

 花の咲き具合といい、霧の可能性といい、今日が最適かもしれないというのは、マニアならやはり誰もが感じるんじゃろうのう。

 

 

 その後も続々と車が停まる。

 

 気がついたら駐車場や空き地は満杯状態になって、道路にまであふれてしまっているわい。

 

 当然のことじゃが、撮影場所もだんだん混み合ってきて、同じ被写体を撮影していると、時には肩が触れ合うほどになってしまうんじゃよ。

 

  こういうのって「3密」って言うんじゃないかえ?

 

 東京都知事に言わせれば、「密です、密です」じゃよのう。

 

 

 実はわしゃこの数か月というもの、外部との接触をほとんど遮断していたんじゃよ。

 

 このところ人との接触は、端的に言えばコンビニとスーパーだけでのう。子供や孫にさえ会っていないんじゃぞえ。

 

 それほど注意を払ってきたというのに、こんなところでハヤリ病をうつされてしまったんじゃあ堪ったものじゃあないわい。

 

 辺りはまだ霞んでいて、撮影を続けたいのは山々じゃが、こんな状況の中でウロチョロしていたんじゃあ、「3密を避けろ」というお上のお達しに反するからのう。

 

 三十六計逃げるに如かずじゃ。

 

 命あっての物種じゃわい。

 

 カメラ道具を車に詰め込むや否や、そそくさと「3密」状態から脱出したというお粗末な結末と相成ったわい。やれやれ。

 

 それではサラバじゃぞえバイバイバイバイバイバイバイバイ