ふたたび渇水のダム湖へ | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

  ふたたび渇水のダム湖へ

 

  今、車の中じゃ。

 

 実は夕べから車中泊をして日の出を待っているところなんじゃよ。

 

 場所はいつも行く、あの「熊出没注意」の立て看板のある森の中じゃ

 

 天気予報によると、深夜まで雨が降り続くが、朝は早朝から晴れだと言うんじゃよ。

 

 雨上がりの朝は霧が発生することが多いからのう。

 

 そこに日差しが当たると、霧が染まって紅色の世界が出現する・・・

 

  と、まあワシの妄想が限りなく膨らむというわけじゃ。

 

  (2019年撮影)

 こんな情景になることを期待しているんじゃがのう。

 

 

 

  現在、午前5時過ぎ。気温は3度じゃ。

 

 予報通り、雨は上がっているんじゃが、外を見渡しても一向に晴れた様子がないのう。

 

 

 しばらくすると雲の間が明るんできた。

 

  しかし・・・

 明るくはなってきたが、霧は出ないし、森の中には一向に陽が差してこない。

 

 こりゃアダメじゃ。

 

 むなしい一夜を過ごしてしまったのう。

 

 

 いっそ今日はこのまま帰ろうか。

 

 だけど「手ぶら」で帰るのもシャクじゃのう。

 

 

 そうじゃ。

 

 1ヶ月ほど前に行った、渇水状態だったあのダム湖(2020年3月7,9日掲載)なら、ここから一時間弱で行けるわい。

 

 あそこなら遅咲きの桜も咲いているかもしれないし、渇水の状況がその後どうなったかも見てみたいしのう。

 

 

 早速、曲がりくねった山道を、ダム湖目指して降りて行ったんじゃよ。

 

 

 

 途中で出会った集落は穏やかな春の日差しのなかで、まだまだ桜が満開状態じゃった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 道すがら至る所で咲き乱れていて、全部撮っていたら日が暮れてしまうほどじゃ。

 

 地元の人たちはわざわざお花見になぞ出かけなくても、毎日花見気分じゃのう。

 

 

 

 ダム湖へ着いた。

 

 貯水量はこの前より少しは増えているようじゃが、満水にはまだまだじゃわい。

 

 普段は木の根元の上まで水があるんじゃけどのう。

 

 

 

 

 ここも普段は水没しているはずの枯木が丸見えじゃ。

 

 

 

 ちらほら散り始めているようじゃの。

 

 

 それにしても静かなもんじゃ。

 

 

 こんな春の絶景を独り占めにするのはもったいないぐらいじゃわい。

 

 

 湖畔にはツバキも咲いている。

 

 

 落ちツバキの中には桜の花びらが一片・・・

 

 

 

 

 春光に湖面が煌めく。

 

 

 

 

  湖底には数十軒の集落が沈んでいると聞く。

 

 

 

 

 

  さて、先日ワシが歩いたあの湖底はどんな具合になっているかいのう。

 

 

 着いてみると・・・ 

 

 う~む。やっぱりまだ地肌むき出しじゃ。

 

 渇水状態が続いているのう。

 

 

 

  湖底に根付いているあの木もまだそのままじゃ。

 

 普段はこんな状況なんじゃけどのう。

  (2014年撮影)

 

 

  だが枝の上辺りでは芽吹きが始まっているぞえ。大した生命力じゃ。

 

 

 

 早く満水状態になってくれないと、困る人々もあるんじゃろうのう。

 

 

  さてさて、 いささかくたびれたわい。

 

  帰るとするか。

 

 大した写真はモノにできなかったが、あのまま帰ってしまうより良かったかのう。

 

 じゃあまたじゃ👋👋