謎の照明 | 90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

謎の照明

 

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   今日はまた長野県・霧ヶ峰へやって来たわい。

 

 というのは、10月でなければ撮れぬ光景がこの場所にあるからじゃ。

 

 その光景を以前に一度は撮ったことがあるのじゃが、その時は満足のいく作品にならなかったのじゃよ。

 

 言ってみれば今日はそのリベンジというわけでのう。

 

 発端は、この場所で某プロカメラマンが撮った写真がカメラ雑誌に載ったことじゃった。

 

霧が漂う朝の湿原に矢のような朝光が走った瞬間をとらえた写真なのじゃ。

 

 その写真を見た時・・・

 

 ん? 

 

待てよ・・・?

 

 この写真と同じような光景を以前にワシも撮った覚えがあるぞえ。

 

 そう思って、過去のデータを調べてみたのじゃよ。

 

 

  あるにはあった。

 

 しかし何となく物足りなくてのう。ダウン

 やはりプロのようにはいかぬわい。

 

 よ~し。再度の挑戦じゃ。

 

 この光景を撮るには画面右方からお天道様がお昇りになるこの時期でなければならぬからのう。

 

 

 いうわけで今日の霧ヶ峰行きとなったというわけなのじゃ。

 

 天気予報によると、今日は雨じゃが明朝は晴れると言っているからのう。

 

 その言葉を信じて、雨の中をやって来たのじゃよ。

 

 途中で走行不能なぐらいの土砂降りに出会ってしまって、着いたころには薄暗くなっていたわい。

 

 夕方の撮影はあきらめて、その湿地に着くやいなや早速酒盛りじゃ。

 

 

 

 

 ところが・・・

 

 明日の光景をあれこれ妄想しながら“ベッド”へ潜り込んでいたら、急に外が明るくなったのじゃよ。

 

 車中泊のお仲間でもやって来たのか思って、覗いてみると・・・

 

 

 

 

  ん・・・?

 何と、投光器が強烈な光を放って湿原を照らし出しているではないかえ!

 

 今は真夜中じゃ。

 

 何んのためにこんなことを!

 

 さっぱりわからぬ。

 

 よく見るとタモのようなものを持っている(丸印)。

 

 ますますわからなくなったわい。

 

 真夜中にこんな投光器で照らされたのでは気になって寝られたものではない。ワシは朝が早いのじゃ。

 

 

 

 

 

 結局こんな状態が一晩中続いたのじゃよ。

 

ワシは悶々として寝返りばかり打っていたわい。

 

 

 つづく

 

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