高原の夕空 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

 さて茶臼山への道を進んで行くと、やはり落葉が散らばっているし、道路公団の車が停まっていたりして、ここにも台風の影響があることをうかがわせる。

 

 茶臼山へ着いても、ほとんど人影がないぞえ。

 シーズンオフのせいかも知れんが、それにしても静かなもんじゃ。

 

 

 

 

 

 

これって台風のしわざ?

 

 

 

早くも秋の気配が…

 

 しばらく辺りを撮影していたら、ちょっと面白そうな雲が西の方に現れているのに気がついたわい。

 夕方になって来りゃあモノになるかも知れないと思い、日暮れを待つことにしたんじゃ。

 

 4時ごろになると、空が赤みを増してきたぞえ。

 辺りは人っ子一人いない。

 赤くなった空を撮影していると、雲間にイヤに赤く光る部分を発見したんじゃ。

 老眼をしょぼしょぼさせながらよ~く目を凝らすと

 何と、海じゃ!

 

 こんな山の中から、何十キロ、何百キロ離れた海が見えるんじゃなあ。

 

 もっとアップで写したいが、野鳥の写真家が持っているバズーカ砲のような超望遠レンズはないしなあ。

 

 写した写真を帰宅してから拡大してみると、やっぱり海じゃったよ。

 沿岸の工業地帯や煙突の煙まで見えるぞえ。

 そうこうしているうちに空の状況は刻一刻と変化していく。

そんな夕空の変化を逐一撮影していると、たまに通りかかる車が停まっては撮影しているワシを眺め、それから西の夕空に気がついて、あわててカメラを取り出したり、スマホを取り出して撮影しだしたわい。

 

 

 もっとも、ある程度撮影し終わると、三々五々散って行ったのじゃがのう。

 結局、最初から最後までその場にいたのはワシ一人じゃったぞえ。

 

 

 

 実はもう少しマシな写真を撮ったのじゃがのう。

 例によってコンテスト用写真じゃから残しておかなきゃならんのでのう。

 公開できないのは残念じゃわい。

 

 撮影が終われば、またいつもの定宿(?)で夕食じゃ。

 出かけるときに焼いてきた鮭とおでんパックを、発熱剤の入った袋に入れて温め、ホカホカの肴で一杯じゃ。

 うーむ。こたえられんわい。ムフフフ。

 これさえあれば冬でもアツアツの食事ができるぞえ。

                                      つづく