異常な猛暑が続く中、涼しい高原での撮影に味を占めたワシは、早くも霧ヶ峰から帰ったあくる日に、性懲りもなく今度は愛知、長野県境に位置する茶臼山高原に出掛けたんじゃ。
この高原も標高千二、三百メートルぐらいはあるんじゃから、まずまずの涼風が味わえるじゃろうという目論見じゃ。
実はなあ、大きな声では言えないんじゃが、2,3日前にもここへ行って大失敗したんじゃよ。
その日はちょっと気になる被写体があったので、おもむろにカメラを取り出そうとしたのじゃが、ない!カメラがないのじゃよ。
その時にやっと思い出したのじゃが、日帰り用の撮影に使うハスラーのほうにカメラを入れたままにしていたんじゃよ。
年は取りたくないと嘆いてみても、ないものは何ともならん。いくら涼しいからといっても、カメラもないまま車中泊する気にもなれず、むなしく帰ってきたというわけじゃった。
今度はそのリベンジというわけで張り切って出かけたんじゃが、この日もたいした被写体にめぐりあえず、その日のうちにひとまず茶臼山を後にし、付近の蓮池に被写体を求て車を走らせたわい。
茶臼山にて
