芭蕉句碑巡り 2017年 芳賀郡芳賀町 | タカカメブログ

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~写真好きの のほほん日記~

じち1
常珍寺という
お寺にある句碑、
坂の上にあり
階段を上っていく。
 
じち2
階段の登り口に芳賀町の
常珍寺の情報が書いてある、
天安二年(858年)の
開基とあり、
また延宝年間に
山崩れのため埋没、
その後再建とあり、
町指定文化財も
多くあるという。
 
じち3
階段を上って
山門をくぐると、
 
じち4
正面に本殿がある。
ここを左側に曲がり、
 
じち5
境内の途中に
句碑がたっている、
「観音の甍(いらか)見やりつ花くもり」
 ・ ・     ・ ・   ぐもり
と見る人もいるという。
出展・芭蕉発句全集 には
「観音のいらか見やりつ
 花の雲」とある。
 
じち6
安定性の悪そうな
石の上に立っている、
 
じち7
中央側に 
「観音の  
 
じち8
左中上側に 
「甍見やりつ
 
じち10
右下側に、たしか?
「花 ・ ・ ・
 
じち9
左下側なので
作者名か書家の名前?
 
じち11
句碑の裏側に
廻ってみると、
 
じち12
 
じち13
「文化二年(1805年)
初冬立(10月)
 
じち14
「旭山慈澄(?)代」 
とある、
建立者名?
句碑には触れられないので、
また文字もくずしてあるので
読める人でないとわかりにくい。
 
じち15
芭蕉句碑の脇に、
もう一つ碑がある。
「地震太く轟き過ぎし
 夜半にして 青春に入る
 思ひひそけし
 杉山隆」
とあるので延宝年間の
山崩れを忘れないように
残すための碑かな、
と思った。
 
常珍寺の句碑 
2017年1月27日撮影
         つづく
場所= 
栃木県芳賀郡芳賀町
  西水沼1236
  天台宗瀧海山弘誓院 
  常珍寺