※2023年9月 状況確認中
噂によれば4月ごろ?
上海から人間の血清を
猫の血清と偽り国外に持ち出した
特殊事例が発覚したようです。
上海市の検疫が再発防止策として
犬猫の血清の取得条件を見直したり
出国書類等の申請が「エリア重視」となり
越境申请が受け付けて貰えなくなるなど
一時的な変化なのか
恒久的な変化なのか、判りませんが
ようするに、上海市以外のオーナーは
日系ペットショップの
上海美育の出国手続き代行が
利用できなくなりました。
少なくとも蘇州住の場合は
蘇州工業园区は园区保税区で
蘇州虎丘区(高新区)は新区保税区で
出国手続きをしなくてはならなくなり
さらに言えば
蘇州からの連れ帰りマニュアルがなく
申請・手順なども手探り状態です。
よって下記内容も情報が腐ってしまった
部分があるので、ご注意ください
いまペット同伴帰国の最新情報を集めて
記事に書き起こしている最中です。
情報をお持ちの方は、共有をお願いします!
------------以下過去記事-------------------
今回は
「生体搬送の専門業者様」に
ご協力いただけまして
この記事を書き起こしています。
教えていただいたのは
長年、謎だった
上海市以外のエリアから
ペット(犬・猫)を
日本に連れて帰る方法です
2012年に猫を連れて渡航した際は
成田検疫で「上海申普医院」を
利用した手順は確立しているけれど
他の方法は判らない、と説明され
蘇州10年間の滞在でも
上海経由のパターンしか見聞きせず
当ブログでも、古い情報を
当時のまま掲載してきました(。-人-。) ゴメンネ
ペットの輸出入(渡航)|駱駝の蘇州便利手帳 (ameblo.jp)
2023年現在、
上海以外の空港から、世界へ向けて
ペット搬送が出来る状況でありながら
その手順が判っていなかったので
当ブログを見た方含め、リアル友も
江蘇・安徽・浙江では
ペット連れ帰任の際には
無理やり上海空港から
行なってきたんですよね!(*ノωノ)
しかし、今回の情報が周知されれば
ペットの輸出入に関わる管理が
とても楽になりますし
無理やり上海を絡めることなく
本来のルールで
出国・入国が出来た方が良いので
ノウハウを
判りやすく
公開バージョンで
ご指南いただきました(´∀`)
ノウハウ詳細は!
複雑怪奇かつ膨大な情報量なので・・・・
さすがに完全把握も、書くのも無理!!
今回は架空の事例で
「蘇州から犬を日本に連れ帰る」
ための方法として
Q&A方式で回答・解説して頂きました
皆様の赴任・帰任のパターンに
必ずしも合致しないかと思いますが
かなり解明されましたので
じっくり読んでください(^^♪
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<情報提供>
空中萌宠 Pet in Air の沈氏(中国語・英語・日本語)
■Weixin&wechat
■公式ホームページ
首页-空中萌宠(广州)宠物服务有限公司 (petinair.com)
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以下、PIAペットインエアーさんの
回答を原文まま(黒字)
駱駝の補足は紫字と色マーカーで掲載します
★ペットの輸送方法:
1. 手荷物輸送(手荷物として、飼い主と一緒に旅客便同乗)
手荷物輸送できる航空会社(旅客便):
日本の航空会社:全日空NH
日本航空JL
中国の航空会社:中国南方航空CZ(広州周辺ベース)
中國東方航空MU(上海周辺ベース)
中国国際航空CA(北京周辺ベース)
四川航空3U(成都・重慶ベース)
深セン航空ZH(深セン周辺ベース)
手荷物輸送の場合は動物検疫を済ませ
フライト当日はチェックインカウンターで
搭乗者の手荷物として預けることになります。
NH919便の猫搬送料金は2万5千円でした。
事前予約が必須で、人のフライトチケットを
予約した後でないと、生体輸送の予約が出来ません。
また、搭乗便にペット枠が用意できない場合
チケット変更が必要となる事もあるので
遅くとも3週間前までにお問い合わせください。
2. 単独輸送(貨物として、カーゴ便にて輸送)
単独輸送は、専門業者さんが
輸出輸入通関手続きを代行する必要があり、
輸送全流れかかる時間が長い、
費用は手荷物輸送の約10倍です。
できるだけご自身(または親友など協力者)は
ペットを手荷物として輸送するほうが
いいと思います。
単独輸送できる航空会社(貨物便):
日本の航空会社:ANA CARGO(東京発)
JAL CARGO(東京発)
中国の航空会社:中国南方航空(広州発)
中国東方航空(上海発)
ペットを単独で日本まで輸送すると
総額50万円以上かかるケースもあって
やむ得ない場合を除いて、お勧めできません。
おススメは犬猫のバゲージ・ボランティアで
上海にゃんワンクラブでも
ときどき募集を見かけます
私自身、昨年バケボラを行いました
2年ぶりの一時帰国 ④成田→上海ペット同伴渡航 | 駱駝の蘇州便利手帳 (ameblo.jp)
これなら費用も半額以下に抑えられます。
もしも帰任に間に合わない場合は
出来るところまで準備を進めて
たりない期間を一時里親に預けたり
中国→日本へのパケボラ募集で
渡航させる方法も考えてみて下さいね!
捨てたり、置き去りにしないでねぇ(´;ω;`)
■ワンポイント!
ペットがどのように運ばれるか
気になりますよね?
良くわかる動画を貼っておきます!
★ペット日中・中日渡航についての要求:
1. 日本から中国へ:(以下順番で)
マイクロチップ装着証明 (獣医師発行)
狂犬病ワクチン注射済証 1回(獣医師発行)
健康診断証明書(獣医師発行)
輸出検疫証明書(動物検疫所発行)
*2年以内に、日本に帰国予定があれば、
動物検疫所の要求によって、
日本でマイクロチップ、
狂犬病ワクチン2回接種、
狂犬病抗体検査を実施ください。
2. 中国から日本へ:(以下順番で)
マイクロチップ装着
狂犬病ワクチン2回接種
狂犬病抗体検査
狂犬病抗体検査採血日から
180日後、日本に入国できる
日本に入国の40日前に、
日本動物検疫所にペット入国届け提出
中国から出国の7-10日前に、
中国税関で動物輸出検査と証明書取得
(過去の管理部署:中国出入境検験検疫局、
現在は中国税関が統一管理になる)
動物病院でFORM AC証明書取得
上記書類をメールで日本動物検疫所へ提出し、
入国許可最終取得
★Q&A :
Q1. 狂犬病ワクチン接種は
【上海申普宠物医院】以外で接種したものも
有効か?必要な書類は何?
A1:「上海空港から出国する場合、上海で
ワクチン接種、上海税関で輸出検査すべきです
(上海申普宠物医院が輸出検査申告代行)」、
この言い方は間違ました。
いままで、多数の人が誤解されたこと、
誤った情報です。
中国全国の動物病院で
狂犬病ワクチン接種することは有効です。
接種歴は中国税関と日本検疫所に認可されます。
中国税関の「属地申報(所属地申告)・
口岸験放(出発地通関許可)」の関係規定によって、
各地の税関部署は現地の動物病院が
発行されるワクチン証明を認可し、
よその都市で接種・発行された接種歴を
認めないです。
輸出申告者(飼い主)は、本人とペットの
長期居住地の税関にペット情報、個人情報、
出発空港、目的地国家などを申告し、
動物衛生書を取得すべき、
その後、申告した出発空港から出国します。
下記弊社の実績案件です。
蘇州で出国検査実施、広州空港から出発:
*中国各地の税関はペット輸出検査流れと
検査書類は若干違いがあります。
弊社とお問い合わせください。
■居住地:蘇州、出発地:広州
■居住地:常熟、出発地:成都
■居住地:上海、出発地:広州
Q2: 中国で受けられる渡航用生体チップの
メーカー名の確認がしたい
A2: 国際標準規格(ISO)11784及び11785に
適合するマイクロチップはいいです(15枠数字)。
メーカーにつき、中日とも特に要求がありません。
Q3:【上海申普宠物医院】以外で、
江蘇省で【狂犬病陰性証明書】を
取得する方法はあるか?
A3: 狂犬病抗体検査のことですね。
日本政府指定検査施設で実施必要です。
(日本国内1社、海外数十社)
中国にはその施設がないので、
通常中国の動物病院で採血して、
海外の指定施設へ送付し検査実施します。
採血は、すべての動物病院で実施できます。
指定施設へ送付し検査することは、
一部の動物病院は代行できます。
下記、狂犬病抗体検査代行できる
中国の動物病院:
北京観賞動物病院、北京新天地国際動物病院
上海申普動物病院、上海信萌動物病院
広州威健動物病院、広州漫宠堂動物病院
(PS.上記動物病院は、出国前の輸出検査・
動物衛生書取得も代行できます)
その他:ペット輸送専門業者も代行できます。
過去、海外の施設へ送りましたが、
ドイツのLaboklin社(日本指定施設)は
今広州で支社が設立して、みんなは
採血したら広州へ送付して、Laboklin支社は
ドイツの本社へ送付し検査実施します。
検査結果は1-2カ月かかって判明できて、
報告書原本を入手するまでは約3-4か月
かかったこともあります。
ドイツの検査機関はココかなぁ?
上海にゃんわんメンバーさんが
業者さん経由でここで検査して
その抗体値証明で本帰国されています
この他、上海在住のオーナーさんは
上海の狂犬病ワクチン接種記録があるので
申普宠物医院を通じて上海で
動物衛生証明を取得できますから
血清を自分でハンドキャリーし
相模原市にある生物科学研究所で
検査・発行された証明書を
取得する方が多いです
(中国→日本へは血清を貨物輸送NG)
でも、他のエリアでは
エリアごとに動物衛生証明の
取得手順が異なるので
自分で日本へ持ち帰るのは
難しいかもしれません。
例えば蘇州の自宅近くの動物病院で
ワクチン接種をしていた場合。
上海の申普宠物医院に犬猫を連れて行き
採血・血清化を作ることはできますが
衛生証明は居住地で申請すべきとのこと
北京の場合は
犬猫を税関に連れて行き
税関の監督下で採血・血清化まで
行わなければならないようです
2014年頃、検体の有効期限について
相模原の研究所に問い合わせしたところ
下記のような回答をいただきました。
*****************************
血清は冷凍保存で1年間、
冷蔵保存で4ヶ月は検査可能です。
出国まで冷凍保存をお勧めします。
なお、2012年以降(手続きや規則に)
変更はございません。
宜しくお願い致します。
*****************************
日程的に採血と出国のタイミングが
合わない場合は、冷凍・冷蔵保存で
対応可能なようなのは良かったです
血清の件もプロのPIAさんに
確認されることをお勧めします
〒252-0132 神奈川県相模原市緑区橋本台3-7-11
(一財)生物科学安全研究所
経営企画部 業務管理室
TEL:042-762-2819(狂犬病抗体検査専用)
FAX:042-762-7979
■公式ホームページ
狂犬病抗体検査 | 検査サービス | 一般財団法人生物科学安全研究所(RIAS) (riasbt.or.jp)
■動物検疫所(ペットの輸出入)
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/index.html
Q4: 蘇州から犬を日本へ運ぶ場合、
必要な書類は何が必要?どこに申請する?
A4: 準備必要事項、順番で:
マイクロチップ装着
狂犬病ワクチン接種 2回
(蘇州市現地の専用ワクチン歴カード使用必須、
獣医師サインと病院印鑑有る)
(蘇州専用狂犬病ワクチン歴カード)
*犬の場合、養犬登録必須(WECHATを利用して、
蘇州公安局の公式アカウントにて登録できます)
(蘇州公安公式WECHATアカウントで
犬の登録。猫登録不要)
養犬登録の補足
登録に何が必要か書かれた中国語の案内
苏州狗证办理指南- 苏州本地宝 (bendibao.com)
■办理材料(必要な資料)
1、《养犬申请登记表》
(飼い犬申請登録表)
2、养犬治安责任书
(飼い犬治安責任書)
3、个人:户口簿或居住证
(個人:戸籍簿或いは居住証)
单位:单位及其责任人的合法身份证明
法人:法人及びその責任者の合法的な身分証明書
4、犬只有效免疫证明
犬の有効な免疫証明書
書類名は判りますが、猫オーナーなので
登録経験がなく、具体的な入手方法が判りません
コチラ、友人が登録したケースの過去記事
Wechatで養犬許可証の申請(レジスター) | 駱駝の蘇州便利手帳 (ameblo.jp)
関連記事
ペットと一緒に海外赴任へ⑤蘇州生活 | 駱駝の蘇州便利手帳 (ameblo.jp)
ペットと一緒に海外赴任へ⑦犬の養生許可 | 駱駝の蘇州便利手帳 (ameblo.jp)
狂犬病抗体検査・採血
採血日から180日待機
日本入国40日前に、動物検疫所へ届け出
出国前の7-10日、蘇州税関にて出国検査
(検査ポイント:ペット、ペットの書類、
飼い主のパスポート)
*事前、蘇州税関と電話で予約必要があります。
出国検査が終わったら、2-3日後、
蘇州税関から動物衛生証明取得
蘇州現地の動物病院でFORM AC証明書発行
(FORM AC証明は日本政府指定証明書フォームです)
上記すべての書類をメールで動物検疫所に提出、
最終入国許可取得。
*書類を動物検疫所へ提出しない人もいますが、
念のため、すべての書類を事前に
動物検疫所と確認する方がいいと思います。
入国した後、書類が誤ったことを指摘されたら、
ペットが入国できなくなって、大変なことです。
今までわからなかった
帰国のための手順が判ったところで!
この準備・手続きを
すべて個人で行うのは大変ですよねー。
部分的に頑張れても~(¯―¯٥)
すべて完ぺきにこなす自信がない場合は
お金はかかりますが
業者さんを頼るほうが無難です。
ここからは、業者さんを
利用することを前提に
費用面などをツッコんで聞いてみました!
Q5: 蘇州→空港、または、空港→自宅へ
ペットを運送する場合、人も一緒に運べるか?
A5: はい。運送できます。
PIAさんでは、空港から自宅まで
ペットのみ、または人とペットの
両方を目的地まで運ぶことができるそうです。
また、空港送迎だけでなく
国内引っ越しで、飛行機が使えない状況でも
輸送の手配ができるそうです。
例えば、国外から連れてきた犬猫は
飼い主のパスポートと紐づいているため
1人1匹の制限を受けていて
2匹目を自分名義で空輸できないなど
思わぬ規制で困ることがあります
また、省をまたぐ陸路での引っ越しで
業者によっては申請の関係?で?
生体NGと断られることも・・・・。
ペットの絡む輸送でお困りごとが発生したら
専門なので!お気軽に日本語で
お問い合わせくださいとの事でした。
心強い~٩( 'ω' )و
Q6: ペット運送の基礎料金
(上海→蘇州、杭州→蘇州、南京→蘇州)
A6: 約1500-2000人民元。
Q7: 空中萌宠(广州)宠物服务有限公司
(Pet in Air Co.,Ltd. 略称:PIA,空中萌宠)
に委託した場合、蘇州→上海→日本のケースで
A7:
① 犬のみ運送
犬の大きさによって費用が違います。
小型犬単独輸出は約25000人民元。
(日本側輸入通関代行料金含まず)
② 飼い主が犬をハンドキャリーするための書類一式
*マイクロチップ装着:100人民元
(もし現地の動物病院はマイクロチップ在庫がない、
弊社が狂犬病抗体検査代行する場合、
弊社は無料でマイクロチップを提供できます。)
*狂犬病ワクチン注射2回:80-100人民元/回
(蘇州現地の動物病院実費精算。
自宅からのピックアップ費用含まず)
*狂犬病抗体検査代行:3500人民元/頭・回
(蘇州現地の動物病院で採血。
自宅からのピックアップ費用含まず)
*出国検査代行:4500人民元/頭
(サービス内容下記:
(日本動物検疫所との輸入届け出連絡含まず。
蘇州から出発空港までの運送料含まず。
クレート購入料含まず)
輸送関係コンサルティングと
ご自身で準備できる部分についての指導
出国検査用資料確認・作成
蘇州税関と出国検査予約
検査当日蘇州税関で立ち合い
(蘇州税関住所)
総合保険大厦:
江苏省苏州市苏州工业园区现代大道66号
蘇州税関から動物衛生書取得
動物病院からFROM AC証明取得
出発空港でペットチェックイン
カウンターで立ち合い・協力
PS.
1. マイクロチップ装着、
狂犬病ワクチン接種と採血は、
いつも通っている動物病院または
ご自宅周辺の動物病院で実施できます。
指定病院がないです。
2. ご自身で動物検疫所と輸入届け出
連絡すれば、弊社はアドバイザーできます。
弊社の日本のパトナー輸送業者さんも
代行できます。代行料金が発生します。
3. 蘇州から出発空港(または他の都市)
までの運送を手配できます。
運送料金を住所詳細によって発生します。
4. 全中国の国際空港で
ペットチェックイン立ち合い・
協力、対応できます。
★中国は犬と猫のみを個人ペット
(商業用ではない)として輸出・輸入の
許可が降ります。
犬と猫以外の個人ペットを輸出・輸入できません。
(商業用は別のルールが有る)
一部の税関のみ、ペットのウサギの出国検査
(入国できず)を実施できます。
弊社あてお問い合わせください。
(広州→成田ウサギ手荷物輸送)
★空中萌宠(广州)宠物服务有限公司
(Pet in Air Co.,Ltd. 略称:PIA,空中萌宠)
は専門ペット輸送業者です。
IPATA(International Pet and Animal
Transport Association)のメンバーとして、
世界中でペット輸送業務を展開します。
公式WEBSITE: www .petinair.com
(中国語、英語、日本語で対応できます。)
連絡先;沈さん(日本語可)
Email: gz@petinair.com WECHAT: petinair
------------------以上-----------------------------
日本へ連れ帰るためのプロセスのうち
犬は省略できませんが
猫は省略できる手順がいくつかあります。
このため、犬を運ぶ事例で
質問を考えました。
内容は、私自身が
よく聞かれるコトだったのですが
他に判らない事があれば
PIAさんへ直接お問い合わせください。
可愛いご家族とともに
無事、渡航できますよう
参考になれば幸いです(/≧∇≦)/
でわでわw
検索)中国赴任、蘇州赴任、ペット連れ赴任
中国へペットを搬送、ペット連れ帰任
猫ネコ連れ赴任、犬イヌ連れ赴任
犬イヌと本帰国、猫ネコと本帰国
犬と一時帰国、猫ネコと一時帰国
中国でペットとお引越し