引っ越し荷物を攻略! | 駱駝の蘇州便利手帳

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オシャレやグルメは載せてませんw 情報の過信☆厳禁!!

中国へ引っ越しが決まり

準備に追われている方々も


帰任で帰国をされる方も。



荷物の量と進まぬ作業。

現実逃避したくなる、お誘いも沢山で。


予定が崩れたりして、疲れも怒りも

相当ため込んでらっしゃる頃かとと思います~。




お疲れちゃ~ん(;▽;)ノ



ちゃんと、息抜きしてね?

ちゃんと、食べてね?

ちゃんと、寝てね?






出国日が近づいた頃、殆どの方が

しょーもない事に、焦ったり、腹立てたり

なんだか、情緒不安定になってると思いますが。


情け容赦なく、その日は来ちゃうんだよね┐(´∀`;)┌




なので、ちょっと頭をスッキリさせて (^-^)

「船便」 ・ 「航空便」 ・ 「ハンドキャリー」

この3つを、分類しなおしてみましょう。






この3つは。

届くまでの時間が違うダケぢゃなくて

課税の為の、検査体制がぜんぜん違います!



ハンドキャリー分だけ、旅行時と同じで

飛行機に持って(預けて)乗れるものは、何でも運べて

基本は、食品もスルーなんです。


でも、業者に頼む荷物は、課税検査がありマス。
たぶん、ココが攻略ポイントなんぢゃないかな?



業者に渡すモノ(航空便・船便)は

中国への持ち込み禁止品、以外。


銃火器、麻薬、生体(動植物・菌類)、コピー商品 、

中○の政治を批判する内容の書籍やピンク系DVD・雑誌

地図(○球儀・時には文部省教科書もNG)、

中国・香港・台湾軍○関連の書籍、

   ↑

ココまでは、判りやすいと思う。



ウッカリしやすいのは↓コレ。
記録媒体(録画機能付きDVDデッキや、焼いたCD/DVD)

「どんな内容が入っているか」は検査せず、没収廃棄。


ポータブルならともかく、据え置き型のDVDデッキは

電圧だけでなく、放送方式もリージョンも違うし?

持って来ない方が面倒くさくないよーww


代わりに、入居前に日本のDVDが観られるDVDデッキを

部屋に置いて貰う交渉をして、大家に甘えちゃいましょうw


ブログ内記事:DVDのリージョンコード  ←日本のDVDを観る話




あとは、通関がメンドクサイ系かな?

食料品、お酒

業者によっては、医薬品もNGらしいね。


残りはその他の理由です。

ガスボンベ・スプレー類 爆発事故→船も飛行機も運送NG

貴重品と貴金属類 紛失→盗難係争となるので業者NG 




つまりは・・・・食品でも粉末ドリンクはOKらしいとか

個別に考えずに、「申告書類に載せない」


スッキリと考えて、再申請などの遅延トラブルを避けよう!

・・・・と言うのが、業者の考えだと思います。


荷物が来ないと不便な生活が長引くだけなので。

極力、協力方向でよろしいかと・・・・(--)





以上を念頭に、ザックリまとめてみると


<ハンドキャリー分>

出国日に自分で運ぶ、預け荷物と手荷物のこと。

旅行時と同じで、食品も医薬品も運べます。

業者NG品も、この時運びます。



預け荷物では、1リットル醤油瓶などの液体も運べますが

機内持ち込みでは、液体120ml以下と制限されます。


①現金、パスポート&チケット、連絡先手帳・筆記用具・貴金属

②10日間の旅行をイメージして最低限でピックアップ。

着替え・洗面具・・ケア用品・タオル多目に。

③開封作業で必要な、軍手・カッター・はさみ。

④買い出し用の大きな買い物袋、45リットルのゴミ袋

⑤丁寧に運びたい、思い出の品、破損の怖い精密機

⑥書籍・DVD類・PCや記録媒体

---------------------------------------------

⑦出荷後に増える雑多なモノ

⑧残った無料預け分重量の限界まで、食品・医薬品


攻略ポイント:

出発直前に、土産を貰ったり、入れ忘れを思いついたり、

必ず持って行きたいモノが増えマス。

なので、余裕は最後まで、出来る限り残しておきましょう。


※もし親族が付き添い渡航をしてくれる場合は

食品は極力、運んで貰って、別々に出口へどうぞw









<航空便>

基本、指定の段ボール箱に入るモノだけ。

消耗品以外の生活用品を優先して!


普段でも、中国事情でけっこう遅いです。

だから、遅延したら困るモノは入れない!


実例)駱駝は、船接触直後の転入だったんで

アレが盛大に盛り上がり、居留証を拒否られたのー。

しばらく荷物を受け取れなかったわ~(^^;)




<船便>

上記の2つでピックアップされなかったもの全部。


中国では、不用品を無料で分別もせず廃棄できます。

日本で苦労して捨てるなら、中国で捨てようw




迷ったら、こんな風に考えてもいいカモ。


<送るモノ>

・自分めせんw ・・・・優先度をランクづけして、船便・飛行機便へ

・業者めせんw ・・・・複雑な手続き、課税品を避けて省く!

         

<残すモノ>

・税関や検疫でややこしくなるモノ全部。

・転居先で重複する家具類

・代替えのきかない、思い出アルバム(データ)や記念品

(※持って行くなら、ハンドキャリーで)

・家電は、交換部品・メンテナス用品も一緒に保管


<廃棄・売却するもの>

・帰任時に使えない物

・観葉植物

・預け倉庫でカビが生えそうな水回り家電

・維持が大変な、乗り物系


<状況次第、重宝する大モノ>

・組み立て式、折り畳み式の家具類

・重量のあるものを運べる、カートや小型の台車

・暖房器具(入居前の要望で叶わなかったモノ)

※消費ワット数が大きなモノは、現地で購入をオススメします。






■通関させる荷物のまとめ方


中国は、個人の引っ越し荷物にも課税してる国のひとつ。

だから、全品をリスト化、しろって言うんだけどね~(--)


スゲー、めんどい。




だから、少しでも楽したいので、分類しよう!


・歯ブラシ5本、歯磨き粉3本・・・・ではなく

袋にまとめて入れて、ザックリと洗面具「3セット」

同じく、「事務用品」「雨具」「インテリア」「釣り道具」など。


箱や袋で、ゴチャリとマトメてあったら

歯ブラシが本当は7本でも、問題なかったッス ┐(´∀`)┌









<意外と知らない、引っ越しアルアル>


■「新品」課税は世界常識?!

多くの国で、引っ越しの中古家財道具に課税はしませんが

中国では、使用中の家財道具でも、ほとんど課税品で

家電製品だと20~30%、家具で10~20%の関税がかかるんだって!


特に家電には厳しく、開封しても、製造年月日で見破られます。

なので、元箱で、ただしく申告して送ろう!



■虚偽・申告漏れで「並びなおし遅延」

どんな理由であれ、申告しなおすのには

時間がかかる=受け取り遅延、と覚悟しましょう。



■中国の引っ越しは2便目は全量課税!

同じ人が10年間に、引っ越し荷物を2往復以上送ったら

2回目以降は、全量課税になりマース!


※留学・再赴任等、中国に滞在していた方は要注意!

1名義に対し、往路1回、復路1回、が部分課税だそうです。


駱駝家では、旦那がコレに該当してて困りました!

再赴任なので、全量課税になるから~( ̄ロ ̄lll)

んで、ほぼ、着替えだけで1ヶ月先に飛んでったワww





------------戯言ですが-----------------


<めんどい荷物対策 その1>

プレ渡航でわ、ペットフードやおコメなどの食品や

没収されかねない書籍やDVDなどを運ぶチャンスだよ~w

不動産屋や、会社の方に預かって貰ってねぇ(^-^)


※お米をハンドキャリーする際の注意!

精米された、透明袋の↓コレはOKですが
こめ

玄米や、中身が見えない紙袋↓は、ほぼほぼ、NGです。
こめ





<めんどい荷物対策 その2>

中国へ食品の持ち込みはNG!

・・・・と表向きはなっておりますが。


機内持ち込みのリュックの中に

弁当として入れた果物は、基本スルーなのでぇ♪


メロン・サイズだと1人1個が限界ですが、少量の果物や

「タッパーに入れたヌカ床」なんかは、X線も通過しちゃうよw


本来はNGなウィンナーやハムも

預け荷物で大量に持ってくる方、けっこう多いです。


でもぉ? 中国側の出口で呼びとめられて、

荷物をX線検査に掛けられたらアウト~!!

さすがに肉類は問答無用の没収されますが。


けっこう高確率でスルーできてますので(^^;)

23kg×2個×人数分の、限界近くまで食品を詰め込んで

一時帰国から戻るの、フツーですww ┐(´∀`)┌




--------------------------------------------




・・・・・以上、戯言でしたw



没収されても、運が悪かったと思ってねぇ?

いつものように「駱駝は一切の責任をとりません(--)」

全ては法を順守する皆様の自己責任でドウゾw








だって。

中国は法治国家にあらず人治国家


お偉いさんのサジ加減で(--)

中国アルアル発生なのー♪







まぁ、建て前でも、食品NG言うてるからには

「お偉いさんが来てるから厳しく取り締まってね」

的な、イレギュラーな日もあるカモですしね~。



実際にはオーストラリアほど厳密に

食品の検査・没収していないから、

仕事の雑さに、救われてる部分だったり~(-∀-)♪




実感としては、没収される確率は(今のところ)

言われるほど高くナイと思いますが、過信せず!(^^;)



過去には、食品全没収されそうになり、謝り倒して

「好きなモノ、半分あげるから、見逃してくれぇw」

と半減で逃げ切った、勇者も存在します( ✧Д✧) 見習おうw








最後に。

現状、日本から通販や福利厚生で「取り寄せ」しても

食品もお菓子も書籍も、普通に通関されて届きます。



だから、引っ越し業者に「食品NG!」と言われても。


業者がNGなダケと割り切って!

サクッと荷物、マトメてねぇ~(^-^)






------------追記--------------


「もう、どーでもイイヤ」とか

思い始めた時が、踏ん張りどころ!



「もう、どーでもイイヤ」とか

諦め入った時が、モノを捨てるチャンス!



今から中国に行く方は、信じられないかもですが

人間、慣れるんですよ(--)b




上陸後の、3週間で

モノがない生活にスッカリ慣れちゃってww





船便届いた時に、大半の方が思う事、そりわ~


「なんでコンなに送っちゃったんだろう(;-;)」

「いっそ、受け取り拒否ろうかと思った」

「私なんて、『沈んぢゃえ~』って思ったw」



それくらい、上海・蘇州の日本人村周辺では

日本と同じ生活が可能な品揃えです(^-^)



だから、荷づくりの本気のアドバイスは、

「より少なく、持って来ない」だったりします。


コレがウソかホントか、来たら判ると思うよ(^-^;)


送り過ぎで大変だった人、あとで体験談よろしく~ww








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