こないだ、近畿三十六不動尊霊場と西国愛染十七霊場のお参りにいってきたかめへい。

 

前回は京都市の左京区で三千院門跡曼殊院門跡聖護院門跡とお参りしたので、

 

今回はそこから少し南にあたる青蓮院門跡から。

 

(青蓮院門跡のホームページは→こちら

(今までにお参りした近畿三十六不動尊は→こちら

(前回の青蓮院門跡のお参り記事は→こちら

 

 


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青蓮院門跡は、天台宗のお寺で、wikiによると創建は久安6(1150)年、開山は最澄ということになっています。

 

起源は比叡山東塔の南谷にあった青蓮坊ということで開山が最澄になっているようですが、門跡寺院になったのが平安末期なので創建が1150年になっているようです。

 

現在の位置は、知恩院の北に隣接しており、公共交通機関だと地下鉄東西線の東山駅が最寄りになります。

 

青蓮院と言えば、幕末の小説を読んだときに青蓮院宮という人物が出てきた記憶があります。

 

↓こちら、青蓮院。右に見える大楠が目印だそうです。

 

上の写真で見えている広場の左側に何台かの駐車スペースがあるようでしたが、気付かなかったこともあり、ここから北100メートルくらいにあるコインパーキングに駐車しました。

 

 

↓上の写真でもチラリと見えている階段と門。長屋門というようですが、現在は締切です。

 

 

↓こちらが現在の入り口。1枚目の写真で正面に歩いたところにあります。

 

 

↓入ってすぐ、宸殿は大改修中のようでした。

 

↓てことで、あちらが建物の入り口、拝観500円です。

 

ちなみに、御朱印はこの入り口のところで頂き、写経も同じところで納めました。

 

 

確か、建物内は撮影ダメだったと思いますが、

 

↓小御所あたりからの庭の眺め。落ち着いた感じのキレイなお庭です。

 

 

↓一文字手水鉢と梅。手水鉢は豊臣秀吉の寄進だそうです。

 

というような感じで華頂殿・宸殿・小御所・本堂内を拝観。

 

 

↓その後に庭園内も散策することに。

 

庭園自体は室内から見えていたのと同じ感じですが、

 

 

↓裏山的なところに登れるようになっています。

 

 

↓日吉社の近くから見る池・華頂殿。こちらからの眺めも秀逸です。

 

↓こちらが本堂

 

 

↓本堂の南側に石の並べられた庭がありましたが、この横にある説明板には、

 

『西方浄土

 庭の世界には古代より三尊石という石組みの手法があります。

 三尊には釈迦三尊や薬師三尊などがあるそうです。

 この庭はその三尊石を中心に西方浄土をイメージして作庭しましたが、残念ながらそれは作れませんでした。

 西方浄土は皆さんの心の中にあるはずです。そのような気持ちでこの庭を観て下さい。』

 

と書いてありました。

 

なかなか低姿勢な説明で驚きました。

 

 

本堂を西側から遠望しています。左側が宸殿ですが、最初に見たように改修の足場が組まれています。

 

 

↓親鸞聖人の像。なんで天台宗のお寺なのに親鸞?と思いましたが、親鸞は青蓮院で得度したという関係があるようです。

 

ということで境内の拝観を終了。

 

↓こちらは、お寺の西側・四脚門。

 

 

ところで、青不動は、飛地境内である東山山頂の青龍殿に祀られているそうですが、お寺の方が「青龍殿に行っても実物は見られません」と仰っていたので、そちらまでは行かず。

 

次なる近畿三十六不動尊のお寺を目指します~

 

 


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