こんにちは。
食空間コーディネーター中西まゆみ です。
今日は、私の爪のことについてお話させてくださいね。
私は小さい頃、ピアノを習っていました。
小学生の頃の「将来の夢」は、なんと作曲家!!
当時実際に、譜面を書いて作った曲が何曲かありました(笑)。
でも、作曲家になることは至難の業と気がついてから、私はピアノの先生になりたいと思い、
お友達と遊びたい気持ちを抑えながら、一生懸命練習しました。
ところが、高校受験の時、両親に説得されて、音楽科のある学校への進学を泣く泣くあきらめ、普通科を受験。進学校へ進みました。
「ピアノは趣味にして、今はきちんと勉強して進学校へ進み、将来の選択肢を増やしてほしい」という両親の思いからでした。
3歳の頃からピアノを習っていた私は、習っていた時も辞めてからも、変わらずずっと「指」を大切にしてきました。
怪我をしないようにすることはもちろんですが、爪を形よく綺麗に切りそろえ、きちんとお手入れし、
高校を卒業してからは、マニキュアを塗ったり、自己流でネイルアートを楽しんだり。
スカルプチャーや、ジェルネイルができてからは、ネイルサロンに通いました。
今から20年ほど前のこと、当時アメリカから日本にネイルアートを持ちこんだ、ネイルの第一人者と言われていた、モデルの平子理沙さんのお母さま、平子禧代子氏が来札。
ご本人から直接ネイルアートを習う機会に恵まれました。
その時に、
「自爪でいることは、ノーメイクで外出することと同じ。みだしなみとして、爪の先にまで気を使って!」
と仰ったことに、激しく共感しました。
爪の先にまで気を使っている女性が大好きで、私自身もそうしていたから。
そして私にとって、ここ十年以上の間は、ネイルサロンに通って爪先のアートを楽しみ、自分の爪を眺めながらうっとり。なんてことも当たり前の日常になっていました。
色や大きさがバラバラで見にくいのですが、私の思い出写真館におつきあいください。
ネイルの写真は無数にあって、キリがないので、ご紹介はこのくらいにしておきますが、
そんな私が、先日きっぱりと、ネイルサロンに通うことをやめました。
本格的に食空間コーディネーターとして活動を始めるにあたり、
食に関わるプロとして、派手なネイルをしているのはいかがなものか、との考えからです。
これは以前からずっと思っていたこと。
今までは趣味としてテーブルコーディネートを楽しんでいたので、お洒落を優先していました。
「テーブルも素敵だけど、ネイルも素敵~」なんて言われるのが嬉しくて。
でも、プロとして仕事をする上で、このようなネイルをしていては、食器を扱う時に音がたちますし、お食事を作って提供する時には、お相手に不快感を与える可能性があります。
これは私自身の今までの経験で、食に関わるお仕事をしている方がネイルアートをしているのを見て、
疑問に感じることがあったから。
ネイルアートは指先が美しく見えるのでとても楽しく、眺めているだけで気持ちが元気になったりという効果もあります。
良く言われたことですが、調理にも包丁を扱うのにも問題はありませんし、コンタクトレンズだってちゃんと扱えます。
ネイルに否定的なご意見を持つ方が思っている以上に、日常生活にはなんの支障もないんですよね。
だから、本音を言うと、今とっても寂しいです。
綺麗なネイルをされている方がとっても羨ましいです。
でも、お客様、生徒様の立場に立って考えてみると、ネイルをやめる。これが私の答えです。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。 まゆ
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