こんにちは。
食空間コーディネーター 中西まゆみ です。
今日は、先日1DAYレッスンを受けていただいた受講者様からいただいた、とっても嬉しいメッセージをご紹介させてくださいね。
この方は高校生のお嬢様を持つお母さま。
ほんわか癒し系の彼女は、教育熱心でもありますが、やりたいことを尊重してあげながらお嬢様と姉妹のように仲良くされている素敵な女性です。
彼女はお料理が得意で、テーブルコーディネートに興味はあったようですが、「何もわからないので一度きちんと聞いてみたい」と言ってご参加くださいました。
私のレッスンでは、テーブルコーディネートが上手にできるように、セッティングの決まりごとや、コーディネートの組み立て方についてお伝えしています。
でも、私が伝えたいのはそれだけではありません。
いつも言っていますが、テーブルコーディネートは、食卓の上を飾りつけることではないんです。
「見て見て~、褒めて~、すごいでしょ~、これ私がコーディネートしたの~」。
気持ちはわかりますが、
本来は褒めてもらうために見せびらかすことではないんですよね。
自己顕示欲でコーディネートした方のテーブルは、見てすぐにわかるものです。
では、
- テーブルコーディネートをする目的は?
- なぜテーブルコーディネートが大切なの?
- テーブルコーディネートをする時の、心の在り方は?
ここが大事。
先ほど、「私が伝えたい」と書きましたが、
正しくは、「これがわかるとあなたもコーディネート上手になれる近道」になるのです。
つい30年ほど前まで、食卓は家族全員で囲むもの、家族そろって同じ時間に同じ食事をするのがあたりまえでした。
ところが、ちゃぶ台の文化がすたれ、団地ブームで憧れの椅子に座って食卓テーブルを囲んでいた時代も過ぎ、男女雇用機会均等法の施行によって女性が社会進出したり、長時間労働が問題視されるような現代は、誰もがみんな忙しいのです。
近年は、
- 子供だけで食卓を囲む 『子食』。
- ひとりで食事をする 『孤食』。
- ファミレスや居酒屋で自分が食べたいものを食べる 『個食』。
など、『コショク』の問題がクローズアップされています。
本来、食卓とは、次世代へ食文化を伝えたり、季節の行事を教えたり、食事のマナーを教えたりするのにとても大切な場所でした。
『コショク』の毎日では、それがままならないのです。
毎日テーブルコーディネートしましょう!とは言いません。
時間のある週末や、ご家族の大切な記念日、または季節の行事に取り入れて、
それに合わせたコーディネートで、『食育』、『卓育』、『情操教育』の場にしていただけたら嬉しいです。
<おまけ>
2010年 世田谷美術館で発表させていただいた作品です。
(今なら、もう少し上手やれる自信ありです(笑) )
タイトル「成人式のお祝い」
赤ちゃんの頃の写真、小さい頃習っていたピアノ、成人式の写真を飾って、成長を振り返りながらお食事、話が弾みます。
成人のお祝いにプレゼントするパールのネックレスもディスプレイしました。
7年も前の古い写真で失礼いたしました。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。 まゆ
HPにも受講者様の声、ギャラリーなどがあります。
覗きに来ていただけたら嬉しいです。
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