副交感神経を刺激する方法・手段2 | 湯たんぽのブログ

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 さまざまな難病治療にいわゆる代替医療を用いて対処している『湯たんぽ』が日頃考えていること、経験していることを書きます。難病のなかでも、線維筋痛症や慢性疲労症候群の病態や治療を中心に書き込みます。

 自律神経を整える、あるいは調節する方法手段の第2弾です。

血液の流れを改善させるには身体を温めることが最も簡単で確実に効果が出ます。

身体を湯たんぽで加熱して、ある程度重ね着すれば副交感神経を優位にすることができます。

 

 副交感神経の目安となるのがリンパ球の数です。

リンパ球減少症という病名があります。

リンパ球の数が1,000個未満のものをいいます。

湯たんぽ加熱は極めて短時間でリンパ球減少症を改善させることができました。

 

 特に抗癌剤を使っている癌患者さんにとってはリンパ球の数は重要です。

リンパ球の数が少ない時には副作用が出やすく、抗癌剤の効果が期待できません。

 

 癌ではない病態でも、リンパ球の数が少ない場合には交感神経が優位の状態であることが推測され、全身の血液の流れが悪い状態と考えられます。従って内臓に十分に血液が行き渡らずに、内臓の機能が低下した状態になります。そのために様々な症状が出てきます。

 

 内臓の機能全般が低下した状態なので、個別の内臓の機能は問題のないレベルであることが多いのです。

 

 湯たんぽは身体を温める熱量が多いため、効率良く身体を温めることができます。標準的な電気あんかでは1時間あたり、25,000カロリーの発熱をします。2リットルの沸騰したお湯を使った湯たんぽでは身体を温める熱量は13万カロリーあります。

かたや1時間で25,000カロリーですが、湯たんぽは最初から13万カロリーの熱量を有します。どちらが身体が温まりやすいか明らかです。

 

 青山・まだらめクリニック