長時間の治療をしている線維筋痛症の患者さんの話-2 | 湯たんぽのブログ

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 さまざまな難病治療にいわゆる代替医療を用いて対処している『湯たんぽ』が日頃考えていること、経験していることを書きます。難病のなかでも、線維筋痛症や慢性疲労症候群の病態や治療を中心に書き込みます。

 一度に60分の治療をしている表記の患者さんの話です。

この連休中に痛みが増悪しております。

これまでは痛みがひどい時に、救急車を要請したことがあったそうです。

痛みを訴えてもまともに取り合ってもらえなかったそうで、痛みの治療そのものをちゃんとしてもらえず、大変に辛い思いをしたそうです。

 

 昨日膝の痛みがひどくなり、いつも以上に時間をかけて治療をしました。

ようやく膝の痛みが軽減し、帰宅できました。

本日になり、かなり膝の痛みは軽減しましたが疲労倦怠感が著しい状態でした。それもそのはず、この患者さんは慢性疲労症候群も合併しているのです。

 

 本日は日曜日ですが、再び治療しました。

昨日よりも膝周辺の筋肉のこりは軽減しておりました。

しかし、そけい部や臀部の圧痛はまだ残っております。

 

 それを改善させるために治療しました。

筋肉のこりを軽減させるには、こっている筋肉そのものを刺激するのではうまくいきません。

十分に考え抜かれた経絡的な考えでやっと改善できるのです。

具体的な治療手段としては、綿花を利用したまだらめ式間接灸と気診治療の併用です。

 

 このような治療で本日は昨日よりも体調が改善し、帰宅できました。痛みはもちろん疲労倦怠感が改善したのです。

 

 明日もまた治療する予定です。

 

 青山・まだらめクリニック