新型コロナウイルス感染症の関係で、時間がとれる日がありました。
これまでと異なった治療法を研究しておりました。
自分で刺激できて効果的なツボを発見することが最大の目的でした。
本日受診された慢性疲労症候群の男性患者さんは、疲労倦怠感の指標であるperformanse status こそ初診時の4から2と改善しておりますが、腰が重い・肩が凝るといった症状が改善せず、1時間の座業ができない状況でした。
綿花を利用した、まだらめ式間接灸を1日に何度かくりかえしていらっしゃるのですが、どうもはかばかしい結果にはなっておりません。
そのため、これまでに刺激していなかった部位で肩こりを治そうと思いました。
右手のある部位を刺激すると、肩こりが軽減します。
両手を刺激するとより効果的になります。
はじめに刺激した部位と違う部位を刺激すると、さらに効果的になりました。
用手刺激で効果がでたので、綿花を利用したまだらめ式間接灸で刺激しました。
これまでに何種類かの方法で首の回旋角度が改善するツボを発見しておりますが、この部位の刺激でも首の回旋角度は改善しました。
この現象がみられるのは、この刺激の仕方が首こり・肩こりに効果的である証拠になります。
当初は首のスジを刺激しておりました。
効果は素晴らしかったのですが、刺激する部位が難しかったのです。
自分自身で治療するのは極めて難しかったのです。
そのため、簡単に刺激できる部位で効果的なツボを探してきました。
今回の手のツボはその条件にはあてはまります。
もう少し検討を続けます。
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://www.dr-madarame.com/