これから起きる世界のバブルの崩壊-米国 | 知っとうや(真実を求めて?!)

知っとうや(真実を求めて?!)

⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

前回記事の続きで、今回は米国を取り上げます。

 

米国はこの35年間、世界経済を牽引してきました。現在では24超ドル(3500兆円)のGDPを誇ります。断トツの世界一で、それを前回記事の中国が急追しています。

 

※西日本新聞社のサイトから引用

 

バブル経済ピークの1990年、日本は世界第2位のGDPを誇り、米国の7割くらいの水準でした。そして、近いうちに米国を追い越すのではないかと言われていました。当時の日本の一人当たりのGDPは、米国の2倍近くもありました。

 

しかし、1991年頃からバブルが崩壊し、日本は先進国で初めてデフレに陥ります。以降30年以上、経済は停滞し現在に至ります。

 

一方の米国は、日本のバブル崩壊と反比例するように、右肩上がりで成長してきました。そのため差は開き続け、途中、日本は台頭して来た中国にもあっさり抜かれ、現在では米国との差は4倍まで開きました。

 

一人当りのGDPでも米国が約7万ドルに対して、日本約4万ドルと1.75倍の開きがあります。

 

平均年収でみれば、2021年時点では日本の約440万円に対して、米国は約1300万円(為替レート1ドル=140円で換算)と、米国は約3倍となっています。日本にはジャパン アズ ナンバー1と言われた1990年頃の面影は全くありません。

 

何故、日本と米国には、これ程差が開いたのでしょうか?

 

バブルが崩壊した要因とは一体何だったのでしょうか?

 

それは、1980年代前半頃から顕著になった日米間の貿易不均衡に対して、米国が日本に是正勧告をし政治的圧力続けた結果、日本は内需主導型の経済に切替えざるをなくなったというのが大きいです。

 

特に自動車、コンピュータに対する1980年代の米国の圧力は強烈であり、異常でした。

 

そして、決定的に転換したのは1985年の円安是正のためのプラザ合意です。円高に誘導された日本企業は、自動車、家電、コンピュータ等の輸出産業で、こぞって生産拠点を国内から中国を始めとした海外に移しだしたのです。

 

グローバル企業になったと言えば聞こえがいいですが、国内の工場が減って行くわけですから、産業が空洞化し、国内経済が縮小するのは目に見えていました。

 

この結果が、現在の日本と中国の経済力の逆転に繋がったのです。経済大国中国になったのは、日本のおかげでもあるのです。

 

一方、1990年頃までは財政と貿易の双子の赤字に苦しんでいた米国は、グローバルな金融経済を構築し、日本市場には金融の自由化の圧力をかけ、米国のドルをより強い基軸通貨にすることで、2000年頃までには世界の金融経済の盟主となり成長しだしました。

 

そして、2000年頃に顕著となったIT産業の目覚ましい発展により、現在では、米国は世界最大の個人消費国となりました。

 

米国のGDPの約7割は個人消費で、その額は2021年で2300兆円程もあります。恐るべき額です。

 

GDP世界2位の中国の個人消費はGDPの約4割で1000兆円に満たない程です。3位の日本の個人消費はGDPの5割超で380兆円ほどです。

 

如何に米国の個人消費が凄まじいかこのデータを見ただけでお分かりになると思います。

 

日本、中国、ユーロの多くは米国の個人消費拡大の恩恵を受けて来たのです。

 

このように米国が世界経済の盟主になり得たのは、ドルを基軸通貨として世界中から資金を米国に還流させる事が出来るようにし、その資金を利用して、1990年頃から米国の株価を上げ、潤った消費者はさらに消費額を増やすという好循環を作り上げる事に成功したからです。

 

※au株コム証券のサイトから引用

 

 

また、その裏では、経済大国となりつつあった日本潰しに成功したことも大きな要因なのです。

 

しかし、米国が一人勝ちの経済がいつまでも続く訳がありません。コロナ禍で落ちた商品は、2022年以降、コロナ禍前以上に旺盛となり、8%程度の先進国では非常に高いインフレを引き起こしました。これが続けば、景気過熱からハイパーインフレからスタグフレーションに陥る可能性もあることから、米国の中央銀行に当たるFRBは2022年から急激に金利(FFレート)を上げだしたのです。

 

2022年1月に0.25%であった米国金利は、1年半後の2023年7月には5.5%と5%以上も上昇しました。

 

この金利政策により米国のインフレが収まり、景気がソフトランディングすることをFRBは狙っているのでしょうが、日本のバブル経済崩壊を振返れば、そう簡単にバブルと化している米国経済が落ち着くとは思えません。

 

バブル経済ピークだった日本では、景気過熱を抑えるため1989年5月から1990年8月にかけて当時の公定歩合を2.5%から6.0%に急激に上げました。これに土地取引の総量規制も相まって、日本のバブル経済の崩壊は1991年から始まりだしたのです。

 

その後は、株価は暴落し、不良債権処理に苦しむ金融機関が続出し、金融再編、日本経済の長期デフレとなり今に繋がりました。まさしく失われた30年となったのです。

 

日本は世界の雛形です。日本で起きた事は世界でも起きます。また、歴史は繰返します。1度起きた事は2度起きます。

 

100年前に起きたスペイン風邪のパンデミックが1度目としたら、コロナのパンデミックは2度目です。

 

世界経済を引っ張って来た米国の個人消費は間もなく落ちだし、米国経済は大きな痛みを伴う可能性が高いでしょう。2024年から本格化するはずです。ブッラックマンデーやリーマンショックのような一時的な大暴落ではなく、長期に亘って経済が衰退していくはずです。

 

そうなると日本経済にも輸出産業を中心に悪影響は出ますが、そこを乗り越えれば、その先には日本に明るい未来が待っていると私は考えています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ツイッター

Instagram

note-塩の真実


 

*****************

 

若さを保つには!

<コラーゲン+ローヤルゼリーうるおいセット>

コラーゲン&ローヤルゼリー うるおいセット-CALSEEDSHOPshop.calseed.co.jp8,000円商品を見る

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

脳の栄養分にはPS(ホスファチジルセリン)です。

<ホスファチジルセリンの効力>

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

 

日本にはない非加熱長期熟成天日塩®CALSEEDSHOPでお求めください!

 

『天尊の塩』

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

 

株式会社すくねっと

非加熱長期熟成天日塩®(高級塩)

『ソルトインダイヤモンド&精の煌&海の煌』

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇