塩と高血圧の関係の真実! | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

日本人には高血圧が多いと言われます。

 

それを裏付けるデータを掲載しているのが、国際格付統計センターの次のサイトです。

 

 

 

世界189の国と地域を対象とした成人の高血圧の割合(年齢調整値)についてのランキングです。出所は成人の高血圧の割合:2008年 世界保健機関(WHO)ですから、データの信頼度は高いです。

 

掲載されているデータを表にすると次のようになります。

 

 

図にしたのがこちらです。オレンジ色系が高血圧の割合が高く、青色系が低くなっています。

 

 

 

 

このランキング表と図を見てすぐに分かるのは、北欧を筆頭にヨーロッパ諸国が上位に並んでいる点です。

 

この主な理由は、北欧は比較的寒い地域なので、体温を維持するために血流の流れをより高くしようとする生理現象が働き血圧が高くなりやすいということが言えると推察しています。

 

また、次に割合が高い国はアフリカ諸国の一部と中央アジア、ブラジル、日本となっています。

 

オセアニア諸国やその他アジア諸国、北米は平均以下の低い割合となっています。

 

先程、北欧を初めとしたヨーロッパ諸国は寒いことが高血圧が多い理由であるとしましたが、同じように寒いカナダや米国では全く逆に低くなっています。ということは、気候だけでは説明出来ません。

 

それと、アジアの中では日本はトップクラスに高く、一方で隣国の中国や韓国は平均よりもかなり低く、韓国は高血圧の割合が低い最低クラスに位置しています。

 

これは何を意味しているのでしょうか?

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

前述の理由について、先日、次のnote記事にもまとめました。

 


私が着目したのは、韓国(183位)と日本(39位)の順位の違いです。

 

この違いは、使う塩の種類が要因ではないか?、と考えらると思っています。

 

日本は、食塩のうちイオン交換膜法が8割程、残りは釜で長時間煮詰めて造られた(平釜方式)せんごう塩です。輸入した岩塩がほんの一部、同じく輸入した天日塩は極々小数です。

 

韓国は、天日塩天国で、30年程前は食塩の80%程を自国で生産した天日塩を使っていました。今でも50%程が天日塩を使用しているようです。それに韓国ではキムチをたくさん食べるので一人当たりの塩の摂取量も日本人よりかなり多いです。

 

しかしながら、前述の高血圧の割合ランキングでは、日本が39位で、韓国が183位と大きく開きがあります。韓国は天日塩だから高血圧が少ないと思いませんか?

 

ヨーロッパは、岩塩の消費が多く、最近ではせんごう塩の割合も増えているようです。天日塩の使用は少ないようです。

 

一方、カナダ(166位)、米国(158位)は岩塩、天日塩が使われているようですし、かん水を利用することも多いようです。

 

中国(116位)は岩塩が主体ですが、沿岸部では天日塩が造られています。

 

そして、オーストラリア(138位)、メキシコ(157位)は天日塩の世界トップクラスの産地で、ランキングはかなり低くなっています。

 

高血圧の割合を塩の種類で説明するならば、次の式が成り立つと考えられます。高血圧のなりやすさの度合いです。

 

イオン交換膜法、せんごう塩 > 岩塩 > 天日塩

 

イオン交換膜法は、製塩の最終段階で高熱を使って水分を蒸発させます。それにNaCl以外のミネラル成分はほとんど含まれていません。

 

せんごう塩は、ミネラル成分を多く含むものもありますが、塩の善し悪しはミネラル成分の含有度合いで決まるものではなく高熱で長時間煮詰めることで塩の成分に変化が生じ、本来の塩とは異なったものになっていると考えています。

 

岩塩は自然に出来た塩ですが、数万年以上という長い年月をかけて結晶化した塩のため、体内に入ってもすぐに溶けにくく、完全にはイオン化しない可能性が高い、と考えています。

 

一方、天日塩は、塩分を濃くした海水が太陽の光によって自然に結晶化したものであり、体内に入ってからイオン化しやすいと考えられます。

 

さらに韓国産の天日塩ように長期間自然熟成(枯らし)させたものは、よりイオン化しやすく、シンポーターや、ナトリウム・カリウムポンプ神経伝達のための電位差を作るという、肉体の活動の基本を担っている塩の本来の役割を完全に全う出来る唯一の塩なのです。

自己免疫力の維持に対して、最も貢献するのが非加熱長期熟成天日塩と言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに、イオン交換膜法やせんごう塩のように長時間高熱を使用した場合、塩の成分に変化が生じると前述しましたが、これを分かりやすく例えるとダイヤモンド石炭の関係に似ています。

 

ダイヤモンドと石炭は、同じ炭素で出来たものであることをご存じですか?

 

信じられないでしょう?

 

ダイヤモンドと石炭は、原子レベルでは炭素であり同じものなのです。

 

 

 

 

ダイヤモンドは輝きが美しく、世界一硬い鉱物で、大変高価な物質です。

 

しかし、ダイヤモンドに600℃以上の高熱を加えると黒鉛化し、石炭のようになってしまうのです。同じ炭素でも、ダイヤモンドと石炭は性質が大きく異なります。

 

 

 

塩の成分であるNaClも同じようなものです。

 

長時間高熱で熱すると化学式は同じNaClであっても、性質は異なってしまうのではないでしょうか。

 

日本人に高血圧が多く、成人病が多いのは、塩の摂り過ぎではなく、悪い塩を摂っているからです。

 

善い塩は、少なくとも大人だと1日10g以上摂るべきです。

 

従って、善い御塩を減塩することは悪なのです。悪い塩は減塩すべきです!

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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note-塩の真実

 

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